【モトリーフール】スポティファイのポッドキャスト戦略は奏功しているか?

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佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

音楽ストリーミング(配信)サービスの「Spotify(スポティファイ)」が、ポッドキャスト技術とコンテンツに5億ドルを投資しています。

 

今回はモトリーフールからの出典です。

モトリーフール米国本社、2019年9月24日投稿記事より

音楽ストリーミング(配信)サービスのスポティファイ(NYSE:SPOT)は今年、ポッドキャスト技術とそのコンテンツに5億ドルを投資しています。

様々なメディア企業やハイテク企業を買収し、多数の有名人と契約して、独自のポッドキャストを作成しています。

経営陣は、ポッドキャストによって競合他社と差別化し、プラットフォームに新しいユーザーを引き付けられると考えています。

なお、経営陣は、短期的にはポッドキャストへの投資が増加することから2019年下期の売上高総利益率の縮小を予想しています。

ポッドキャストの成長に期待できる最大の利点はエンゲージメントの向上です。

しかし、スポティファイはユーザーの費やした平均時間を開示していません。
それでは、ポッドキャストへの投資が奏功しているかどうかを見るための最も

有効な指標は何でしょうか。

 

ポッドキャストへの投資継続

最近の投資家向け会合で、スポティファイのIR責任者であるポール・ヴォーゲルは、ユーザー基盤拡大のためポッドキャストへの投資を継続していると述べました。
経営陣は、ユーザー数の成長、エンゲージメントの向上、解約数などの財務指標を四半期ごとに内部で確認しています。
しかし、投資家にとって、何がユーザー数を増やしているかを理解するのは困難です。
投資家は経営陣がユーザーの成長につながるよう、適切に投資していると信頼せざるを得ません。

 

独自コンテンツ制作の長期メリット

スポティファイがポッドキャストなどで独自コンテンツを制作すると、一定量のコンテンツに対して前払いし、その後の費用は発生しません。

一方、音楽コンテンツに関しては、全売上高とリスナー数に基づいて継続的にライセンス料を支払う必要があります。

そのため、ポッドキャストのスケールメリットが出てくれば、利益率を改善できるかもしれません。

これは、ネットフリックス(NASDAQ:NFLX)の独自コンテンツ制作戦略と同じビジネスモデルです。

ネットフリックスはまず巨額投資で魅力的なコンテンツを制作し、その後契約者数の増加で利益を刈り取るモデルを展開しています。

なお、ネットフリックスが契約者数と売上高を伸ばすにつれオリジナル・コンテンツへの投資を増やし続けているように、スポティファイも契約者数などの増加に伴い、ポッドキャストへの投資をさらに拡大する可能性もあります。

結局、経営陣のポッドキャストへの投資およびユーザー関連情報を注視することが、投資家にとって最も有効な判断材料になるでしょう。

最終目標は売上高総利益率の改善ですが、かなりの時間差で反映されるため、利益率に改善が見られるまで待つと投資判断としては手遅れになるとの見方があります。

出典:【米国株動向】スポティファイのポッドキャスト戦略は奏功しているか?

ポッドキャストとは?

ポッドキャストは、動画配信の一種です。

ポッドキャストは、アップルのポータブルマルチメディアプレーヤーであるiPod(アイポッド)シリーズと、”放送”を意味するbroadcast(ブロードキャスト)を組み合わせた造語である[1]。元々は『iPodシリーズなどの携帯プレイヤーに音声データファイルを保存して聴く事が可能な放送(配信)番組』という意味で名付けられた。出自こそアップルとは無関係であったが、後に半自動でポッドキャスト番組をダウンロードし、iPodシリーズに転送する機能がiTunesに組み込まれた。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ポッドキャスト

スポティファイは、音楽ストリーミングサービスで一定のシェアを持っていますが、アップルミュージックなどの競合との競争が激化しています。

 

また、最近ではアマゾンがAmazonMusicというサービスを本格的に始動させており、さらに競争が激しくなることが予想されます。

スポティファイは、こうした状況を打破すべく、動画コンテンツ配信サービスに進出することで、今後のさらなる成長を得ようとしています。

 

すでに、ネットフリックスやアマゾンプライムなどのサービスがあり、アップルもアップルTVという動画コンテンツを始動させることを考えると、簡単には上手くいくかどうかわかりませんが、成功すれば、音楽と動画でさらに収益を伸ばすことができるはずです。

動画配信サービスでは、コンテンツの質が大きく影響するため、スポティファイがどのような動画コンテンツを制作するかがカギとなりそうです。

 

モトリーフールは、米国企業、米国株をメインに情報提供しているメディアです。

モトリーフール

そんじゃ、また明日。



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