【2021年11月末】つみたてNISAの状況

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

2021年11月末のつみたてNISAの結果を発表していきます。

【2021年10月末】つみたてNISAの状況 

 

評価額 含み損益 含み損益(%)
1,971,618.09 +665,374.72 +50.94

買っている投資信託は以下の3つ▼

・楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド (毎月1日に15,000円)

・SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(毎月1日に3,300円)

・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(毎月1日に15,000円)

 

なお、2021年9月1日からSBI証券で出来る三井住友カード(NL)によるつみたて投資に変更しています。

クレジットカードによるつみたてはVポイントがもらえます。

つみたてNISAをクレジットカードでやる場合、買付日が月の初めのみのため、買付日の細かい設定ができないのがちょっと気になる点ですね。

しかし、毎週月曜日の買い付けから月イチの買い付けに変わることでリターンの差はほぼないはずなのでそこは問題ないと思います。

どうしてもタイミングにこだわりたい人は今まで通りでいいと思います。

気になる方はクレカ投信で調べてみてください。

 

現時点で、+50.94です。

2021年10月末と比べて含み益は減りました。

原因はオミクロン株です。

 

10月は中国恒大(エヴァーグランデ)の問題に引っ張られてヤバいかもしれないという雰囲気が今やそれほどなくて、株価はあまり影響を受けずに上がりました。

 

しかし、11月後半になると新型コロナウイルスの新しい型が出現し、それがかなり強いという情報が出てきて、入国制限にまでつながっています。

 

すでに日本でも確認されているので完全に防ぐ事はできないのですが、また新しい強力なウイルスが登場するたびにこういった状況になると思うとやっかいだなと思います。

 

ニューヨークダウ平均株価、ナスダック総合指数、S&P500などの指数下がり、一部の個別株をのぞき、今までの上昇をなかったかのごとく下がりまくっています。

11月の高値で買っていた人はかなり含み損を抱えていると思うので、さらに下がるとぶん投げ売りが加速しそうです。

 

つみたてNISAによる投資は指数次第なので、指数が良ければ個別株の株価は気にせずにいられます。

個別株よりも変動が緩やかなのでそこまで気にはしません。

指数の状況次第です。

あまり気にせずに続けるだけです。

 

 

現時点での含み益率はかなり良いと言えます。

ヘタに個別株をとっかえひっかえするよりも手間がかからず、そこそこの増え方を見せています。

個別株だと選定を間違えなければ爆益を狙えますが、あまり上がらない銘柄に資金を集中している場合には物足りない感じになります。

また、高値掴みしたりすると含み損を抱えている状態がいつまで続くのか気になることや、日々の株価を気にすることになるため、メンタル的にも疲れる場合があります。

 

銘柄選定をせずにある程度の爆益を狙うのであればレバレッジETFやレバレッジ投信などが良いんじゃないかと思います。

しかし、暴落するときはレバレッジがなくても狼狽売りするくらいものすごい勢いで下がるため、リスク許容度が高くない人、暴落を経験したことないの方はレバレッジを使うのはやめたほうがいいと思います。

信用取引やレバレッジをかけた取引をしてお金がたくさん溶けてしまう人はたくさんいるので注意してください。

 

売りが売りを呼んで安いと思った所で買ったらさらに安くなったということは普通にあるので安易に買いにいくのは難しいですね。

 

今の状況だとレバレッジを賭けている投資商品に多くのお金が流れているため、大きく下がった時の勢いがかなり強くなると思うので、逃げる時はさっさと逃げた方がいいです。

 

 

僕も4月から米国株指数に連動するレバレッジ投信を買っていますが、少しずつ買って現金の余力を温存した状態をキープしていくつもりです。

ツイッターではレバレッジがかかっている投信やETFに関するツイートが増えています。

レバレッジがかかった投信やETFは動きが大きくなればなるほど変動幅が大きい投資対象です。

他人の意見は参考程度にして、自分の取れるリスクを理解したうえで投資をしてください。

 

話をつみたてNISAに戻します。

 

2018年末の株価急落では、つみたてNISAの評価額がいきなりマイナスになり、このまま続けても大丈夫なのだろうかと思いつつ、続けていくうちにプラスになりました。

しかし、2020年2月後半からコロナの影響により、株価がかなり下がり、ここでも評価額がマイナスになり、2018年から続けていてマイナスになってしまった人はかなり気が気でなかった人が多かったのではないでしょうか。

 

今思えば、マイナス評価額であったのがここまで含み益が出ているのはかなりすごいです。

下がっても、回復することがわかっていれば、投資を続けることができると実感できます。

 

つみたてNISAは、下がった時にどれだけ買い増しできるかが重要です。

※効率から考えると年初に40万円を一括でぶち込むとその分後に上がった恩恵を最大限に受けることができます(あくまでも理論上の話です。一括投資後に暴落するとその年は安く買うことはできません。運ですね。)

 

そして、継続して投資できるかどうかでうまくいくかが決まります。

投資していて、マイナス評価額になると大丈夫なのか心配になると思いますが、そこは気にせずに放置するのが良いと思います。(米国株か全世界株式なら後で高値更新するという前提です)

 

もちろん、株価が今後も右肩上がり続けることが前提となっているため、絶対に大丈夫という保証はありませんが、続けていれば報われる投資だと考えています。

 

株価が低迷している時に買い増しできれば、高値更新していくような好況で株価上昇の恩恵を受けることができます。

 

基本的に、つみたてNISAは投資する商品を決めた後は、評価額をほぼ見ずに放置でOKのはずです。

もちろん、投資する商品がきちんと資産を増やしてくれるものであるという前提なので、ダメそうなものは一度入れ替えることも必要ですね。

 

全世界の株式に連動するものであれば、心配せずに持ち続けられると思います。

米国株も全世界株式もどちらも投資して報われないのであればもはやつみたてNISAやっている意味はあるのか?状態になるので、そうならない内は基本放置で自動的に買うようにして好きなことをやるのがおすすめです。つみたてNISAの確認は月イチ程度で十分です。

2021年はどんな状況になるかわかりませんが、これまでと同じく毎週月曜日にぶち込んでいくことになります。

 

そんじゃ、また明日。