ソフトバンクの高配当は親会社への上納金!?配当性向85%を維持できるのか?株価はいったいどうなるの!?

企業

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

ソフトバンクは高配当株として、人気があり、実際に多くの投資雑誌でも高配当株として推されている銘柄です。

配当利回り5%!配当性向85%!高配当のソフトバンク!って感じです。高配当が一番の売りなのではないかと思うぐらい、高配当推しですね。

配当性向が高すぎる問題

しかし、ソフトバンクの配当性向は85%であり、同業者のKDDIやドコモと比べてもかなり高い水準です。

「配当性向」というのは純利益のうち、どれくらい配当に回すのかを割合で示した数字です。

例えば、一株あたりの利益が100円で配当金を80円出すのであれば、配当性向は80%になります。

KDDIが35%超、ドコモが58%ということなので、ソフトバンクの85%は高く、上場企業のなかでもかなり高い配当性向ということで話題にもなりました。

ソフトバンクで懸念されているのは、この高配当を維持できるかどうかというところであり、維持できなければ株価下落の原因にもなります。

高配当は維持できるのか?

ソフトバンクは高配当を謳っていますが、今後の経営次第では配当を維持できなくなる場合も考えられます。

去年、管官房長官から携帯料金の値下げの話が出たことで、ドコモが値下げを宣言し、KDDIも値下げに踏み切ることがわかっています。

ドコモとKDDIが値下げすることを決めていますが、ソフトバンクは今のところ値下げするつもりはないとしています。

また、ドコモとKDDIの値下げに関してはソフトバンク系列のワイモバイルで対抗するとしています。

ワイモバイルは格安スマホのブランドであり、UQモバイルと同じ立場です。UQモバイルもKDDI系列のブランドであり、格安スマホのブランドです。

ソフトバンクだけがキャリアの値下げではなく、格安スマホで対応するということなので、今後の値下げによってそれでいけるかどうかは不明です。

立場が苦しくなった場合には、ソフトバンクキャリアでも値下げするかもしれません。

ソフトバンクは、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEモバイルの3つのステージを用意しています。

ソフトバンクとしては、すでにこのように棲み分けができていることから、「安く使いたかったらワイモバイルやLINEモバイルを使ってください」というスタンスです。

LINEモバイルは主に10代~20代前半をターゲットにしており、ワイモバイルよりも安く使えるようになっています。名前に「LINE」と入っているので、LINEの携帯事業と思われるのですが、ソフトバンクが株式の半数以上を持っているので実際はソフトバンク傘下の事業です。

 

ソフトバンクとしては、すでに価格体系の変更は完了しており、安く使いたかったら他へどうぞというスタイルなので、わざわざキャリアの値下げをするまでもないと考えているでしょう。

携帯事業のソフトバンクはすでに社長が「宮内謙」という人がやっており、孫正義氏はソフトバンクグループの社長兼会長としてやっていくことになります。

ソフトバンクの株式の63%をソフトバンクグループが持っており、配当金はソフトバンクグループにも大量に入ることになることからも、配当が重要な資金源となるはずです。

その資金源を減らしても、ソフトバンクとしては大して痛くもかゆくもないかもしれませんね。

だって、身内のなかでグルグルお金を回しているだけですから。

しかし、配当を維持できないと株価が下がるので、ここは痛いですね。

孫正義氏はソフトバンクグループの株価は安すぎると発言したので、株価を気にしていることがわかりますが、子会社のソフトバンクの株価を気にしているかどうかはわかりません。

どっちにしろ、経営次第で配当源の利益が変わるので、利益が大きく減らなければ配当は維持できそうです。

3月には上場後初の配当が出るので、配当が欲しい方は買えばいいと思います。

ちなみに、僕は600株持っています。配当楽しみ!

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