佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
2019年になって経済の先行きが不安定になり、日本政府も景気の動向を下方へ修正していることを見ると、これから先にさらに世界経済が成長して大きく株価が上昇する可能性があまりないと感じている人も結構いるはずです。
日本にいてもわかる通り、景気が良くなっている実感というのはなく、最近では少し悪くなっているのではないか?と敏感な人は感じているでしょう。
こういった人間の感覚というのは、案外当たっており、実際に経済が悪くなるのも人間の心理状態が大きく影響していることを考えると、「何だか景気よくない」という感覚は個人の経済指標にとって、重要であると考えることもできます。
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これからの順張りは厳しいかもしれない
基本的に、株式投資をしているのであれば、株価上昇に賭ける順張りでいくのが普通ですが、これからの景気動向を考えれば、順張りの株価上昇狙いの投資は厳しくなっていくのではないかと予想しています。
どれだけ良い企業でも、経済状況が悪い中での商売は厳しいものです。
環境が悪い中でも利益を伸ばせる企業もありますが、好景気であるほうがもっと伸びるでしょうし、たいして素晴らしくもない企業でも好景気の追い風でうまくやることができます。
そう考えると、株式投資で逆境の状態でも伸びる企業に投資することは結構難しく、運良く当てることができなければ、投資しない方がマシであると考えるでしょう。
悪くなるのが分かっているなら売るのも一つの手段
これから景気が悪くなるっていうのに、我慢して株式を保有することは果たして正解かどうかと言われれば、不正解かもしれません。
第一に、もうすでに分かっているのであれば売ったほうが、被害は少ないし、これから訪れるであろう不景気に入ることで起こる株価下落の被害を受けずに済みます。
持っていても全然平気という人は良いのですが、そうじゃない人はさっさと現金にすることも一つの手段です。
わざわざ下がるのに耐えて、ストレスを抱えるような生活を送るのであれば、さっさと売って楽になることもアリだと僕は考えています。
不景気は長くは続かない
不景気が来るとドカンとダメージが強いのですが、不景気自体は長くはつづくことはあまりないと僕は考えています。
もちろん、きちんと政府や企業が対策をするという前提がありますが、やることをやっているのであれば、不景気のどん底はだいたい1~2年であり、そこから徐々に回復する傾向にあります。
投資家としては、不景気のどん底でドカンと投資すれば、景気回復局面でドカンと資産を増やますが、ピタリと投資するのは難しいので、景気のどん底を抜け出して回復の兆しが見えてきた頃までに投資できていれば十分ではないかと考えています。
このやり方はタイミング投資になるので、タイミングを見計らうのは難しいと思うかもしれませんが、普通に生活していれば景気の動向を感じることができると思うので、そこまで困難なものではないはずです。
感覚が鈍感な人はドルコスト平均法でいいと思いますが。
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