佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
アメリカ市場で起こった暴落ですが金曜日にはすでに反発していて、一時的な暴落で済むことになりそうです。
それでも、今回の暴落で多くの人がビビってしまい株を売ることになりました。
たとえ暴落しても長期的にみれば回復し、上昇するにも関わらずなぜ多くの人は下落でさっさと売るのでしょうか?
目次
株価が上がることしか想定していない
株価というものは短期的に見れば、上がったり下がったりを繰り返すものなので、買った後から株価が下落することはよくあることです。
買った株の業績やビジネスモデルが良いのなら、短期的に上下してもいずれ上がるので問題ありません。
しかし、短期的な値上がり益を目的としている場合はそうなりません。
短期売買での利益を求めるため、株価が下落すると上がるまで待つ必要がありますが、短期売買の人は待てないのでさっさと売って他に移ろうとするのです。
短期売買で利益を得ることは天才トレーダーなら可能ですが多くの人の場合、売買手数料と税金、売り買いによる疲労を天秤にかけても割に合う利益を得ることは難しいのが現状です。
ただの雰囲気で買ってしまう場合
市場が強気相場の場合は特にあることで強気相場のなかではだいたいの株価は上がるので、特に何もない普通、微妙な企業の株も買われて株価が上昇するので素人投資家はよくわからないけど良い感じに上がっている株を買う傾向にあります。
業績もビジネスモデルもよく知らないけど良い感じだから買うという「雰囲気投資」をしてしまうのです。
このようなフワフワした気持ちで株を買ってしまうので株価が下落した瞬間に狼狽してさっさと売ろうとします。
ただただ雰囲気で投資することは、自分自身の大事なお金を無駄にするのでやめましょう。
待つことの重要性
株式投資はギャンブルではないので短期間で大きな利益を得ることは難しいです。
株式投資において、短期で利益を出す場合はそれ相応のリスクを取る必要があるのですが、ほとんどの人はそのリスクに耐えることができません。
株式において重要なのは天才的な投資術などではなく「待つこと」です。
素晴らしい企業の株式を買ったのであれば、ただ待つことしかありません。
それによって企業の利益を得ることができるのです。
早く結果と利益を求める気持ちはわかりますが、現実では早く手に入れることはできないのです。
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