佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
IBMの2018年第4四半期(10〜12月)は業績が良好で、素晴らしい好決算でした。
アナリストの予想を越えた結果を出したため、株価はプラス8.46%の爆上げ状態となっています。
そのため、前日の終値122.52ドルから今日の終値は132.89ドルに爆上げし、1日で10ドル以上も株価が上がっています。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/detail/IBM
目次
IBMとかいうディフェンシブハイテク株
IBMはハイテク株に分類されるにもかかわらず、ディフェンシブ機能を搭載したハイテク株のなかでも特殊な銘柄です。
ハイテク株のくせに配当利回りが高く、高配当株となっており、ハイテク株のなかでも異質の存在なのです。
そんなIBMも昔は世界をリードするハイテク企業として有名でしたが、近年ではアマゾンやグーグルなどの新興ハイテク株に押されてその面影は薄れています。
IBMは「巨人」と例えられますが、その名の通り、ハイテクのなかで巨人となってしまったため、小回りがきかなくなり、時代の変化に取り残されてしまったことから「ハイテク株の化石」となってしまいました。
それでも、IBMは今まで培ってきた技術と経験で何やかんやでIBM独自の進化を遂げています。
IBMはワトソンなどの新しい技術を使い、新しいビジネスモデルを確立したことにより、今回のように業績が向上しています。
まだまだハイテク株の化石と言われているIBMは終わっていないのです。
IBMは買いなのか?
IBMはハイテク株ながらも高配当であり、他のハイテク株と比べて株価の動きがゆるいことから、「ディフェンシブハイテク株」の異名を持っています。
また、ニューヨークダウやS&P500といった指数に採用されていることから素晴らしい企業であることは間違いありません。
ハイテク株に投資したいけど、ハイテク株特有ののボラティリティが低く、配当がある銘柄が欲しいのであればIBMで決まりです。