佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
最近のたばこ株の株価の下落っぷりがハンパないです。
アメリカ食品医薬品局(FDA)がたばこへの規制をガンガンやっているので、規制の問題が出るたびに株価が暴落していて、ホルダーがかわいそう。
仮想通貨のごとく暴落するタバコ株にうんざりしている投資家も多いはずです。
特に、「シーゲル投資法」を信じている人は、「タバコ株は20世紀で一番のリターンを上げたんや!シーゲル投資法通りにタバコ株に投資すればええんや!」っていう感じで鵜呑みにしているような感じがします。
他にもタバコ株を持っている人は「莫大なキャッシュフローとか何とか言って今は我慢して再騰しし続けろ」とか言っているのですが、それ本当に報われるんですか?
投資し続けろとか言いつつ内心では「やっぱりタバコ株やべえな」と思っているのかも知れません。
目次
株価が下がりすぎててクソやべえ
2018年からタバコに対する規制が厳しすぎてタバコ株の株価が爆下げしています。

アルトリア・グループの株価は2017年に80ドル近くまで上がっているけど、その後40ドルらへんまで爆下げしておる。

120ドルまであった株価が70ドルまで下げている。

特にひどいのがブリティッシュアメリカンタバコの株価で、70ドルあった株価が32ドルまで下がっている。
どれだけ「タバコ株は高いリターンがあるから再投資し続けろ!」と言われても、ナンピン買いするたびに下がるタバコ株を持ち続けるには強靱なメンタルが必要です。
タバコ株はシーゲルがおすすめしているからといって、安易に投資していい株ではないのである。
コカコーラとかマクドナルドでいいんじゃね?
僕としては、タバコ株に投資してメンタルをすり減らして狼狽するよりも、コカコーラやマクドナルドといった株に投資した方がよっぽどメンタルに良いはずです。
わざわざタバコ株に投資して狼狽して泣きながら再投資する必要はありません。
自分自身の許容範囲内で投資するべきであり、他人がハイリターンをあげられると言っているからといってわざわざタバコ株に投資しなくてもいいのです。
今後、タバコ株が復活して高いリターンをあげる可能性はありますが、果たして多くの人が期待しているほどリターンをあげられるかどうかは疑問です。
シーゲルがタバコ株に投資していた時ってもうタバコ株オワタ状態だったので、その時に投資して復活したから高いリターンをあげられたんですよね。
今後もタバコ株が期待に応えられるかどうかは全くわかりません!
つらいなら無理して投資しなくてもええんやで。