佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
S&Pグローバル・レーティング(S&P)は1月25日に東京電力ホールディングスの長期発行体格付けを「BB」から「BB+」に引き上げる発表を行いました。
発行体格付とは、債券の発行体の信用リスクの度合いを示した格付のことです。発行体が破綻するとその債券がデフォルト(債務不履行)に陥るため、発行体の信用リスクを認識しておく必要があります。債券自体の信用リスクの度合いを示した格付のことは債券格付といいます。
債券格付は発行体格付を基準として付与されます。ただし、個別の債券ごとに元本・利息の支払い順位等のリスクを考慮して格付に反映させるため、発行体格付と債券格付では、異なる格付が付与される場合があります。
引用:発行体格付 初めてでもわかりやすい用語集 SMBC日興証券https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ha/J0575.html
長期発行体格付けって要は、長期的に見てちゃんと借りたお金を返せるかどうかという信用のことで東京電力は今までの評価がワンランク上がったのです。
東京電力の株を保有している株主としては、東電の信用が上がったということなのでうれしいですね!
東京電力は買いなのか?
みなさんが気になるのは東京電力は今後、株価が上がるのかどうかだと思います。
僕は今後、東京電力の株価は右肩上がりに上がると予想しています。
東京電力の一番心配されている問題は、原発事故の処理だと言えますが、東京電力は原子力発電に頼らない形で、電力を確保する動きを見せています。
今年の1月から銚子沖では原発1基分の発電が期待できる洋上風力発電を商業稼働させています。
今後の発電については、原子力への依存を減らし、他の発電方法で補う形にシフトすると考えられます。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9501.T
去年の最安値の378円から1月25日の終値751円という感じで、最近は株価の動きは良い感じです。
しばらくは、700円台でもみもみするかもしれませんが、いずれは800円を超えて、1000円に向かっていくと予想しています。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9501.T
原発事故直後からガタ落ちで最安値120円まで落ちた株価ですが、2015年には1000円近くまで上昇していたことがわかります。
その後は低迷していた株価は最近になってようやく上に突き抜ける形になっているので、この調子で上に突き抜ければ、さらに株価上昇するはずです。
前回は1000円近くで跳ね返されているので、今回の上昇で1000円を突き抜けばもっと上昇することは可能であると予想しています。
東京電力は株価2000円以上の実力があると思うのでこれからも保有し続ける予定です。
↑こちらは、東電の株価が今後上がる理由について書いた記事です。
東電が株価1000円を超えるターニングポイントとしては、配当が出るかどうかにかかっているかもしれません。
東京電力は原発事故後に無配当となっていますが、あと2,3年の内に配当が復活するのではないかと思われます。
配当は個人投資家が重要視する要素なので、配当が復活すればそのインパクトはかなり大きいです。
できるだけ早く配当が復活することを期待したいですね。
今年は東京電力がさらに飛躍することを祈っています!