佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
ソフトバンクグループの会長である孫正義氏が仮想通貨への投資で145億円の損失を出したという報道がありました。
ダウ・ジョーンズ通信は23日、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が仮想通貨のビットコインへの投資に失敗し、1億3千万ドル(約145億円)以上の損失を出したと報じた。複数の関係者の話としている。同グループの広報担当者は「コメントを差し控える」とした。
引用:一般社団法人共同通信社 https://this.kiji.is/493411488078742625
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投資にはリスクが付きもの

孫氏でも投資に関しては絶対成功するということではないということですが、仮想通貨のことに関しては結構一般の人と同じような道筋をたどったようです。
記事では2017年後半に買って2018年の早い段階で売ったという報道なので、多くの人が仮想通貨に参戦した時期とほぼ同じタイミングで投資していたことになります。
正確な時期がよくわからないので、断定はできませんが、2017年の夏頃にはビットコインの価格が50万円くらいにはなっていたので、だいたいそれくらいの価格で最初は買ったと推測できます。
2017年12月にはビットコインの価格が240万円近くまで高騰していたので、その時点ではまだ含み益があったと考えられますが、2018年1月26日に仮想通貨取引所のコインチェックで当時の額で540億円相当の仮想通貨が流出したことで、仮想通貨の価格が軒並み下がり始めたので、早い段階で売ったのであれば、コインチェックの事件があった後に売ったことになります。
早い段階で投資した人が儲けた仮想通貨
仮想通貨で儲けた人の多くが、仮想通貨がブームになる前に買っている人です。
だいたい、ビットコインがまだ数千円とか1万円くらいの時に買った人が大きく儲けたことになります。
つまり、早い段階で事前に仕込んでいた人が儲かったので、2017年後半からのブームで買っているとうまく売り抜けていればプラスだったかもしれませんが、2018年の前半の下落に巻き込まれたら、マイナスになった人が多いのではないでしょうか?
今回の孫氏の報道では、2017年後半に投資したということなので、ある程度の人が仮想通貨に参戦していたはずなので、投資のタイミングとしては普通という感じですね。
孫氏であれば、お金をいっぱい持っているので、145億円の損失はそこまで大きくないのではないでしょうか?
仮想通貨自体が出てきたから10年くらいなので、どうなるかは予想しづらかったのだと思います。