佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
株式会社リクルートキャリアの調査で、7月1日時点で85.1%の大学生が内定をもらっていることがわかりました。
7月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は85.1%(+3.3ポイント)※1 。6月1日時点に引き続き、過去最高※2の値となりました。内定率を男女別に見ると、女性の内定率が86.9%(+8.1ポイント)、地域別にみると関東・中部・近畿以外の「その他地域」の内定率が87.2%(+4.5ポイント)と全体を超えています。また、就職志望者に限らず、7月1日時点で大学生の進路確定率は71.3%(+5.2ポイント)と、進路を確定させている大学生が前年同月と比べ上昇しています。
※1 ( )内数値は前年同月差
※2 2012年(2013年卒対象)調査開始以来引用:https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2019/190705-01/
まだ3割ほどの大学生が就活を継続しているようですが、雰囲気的にはだいたいの大学生が就活の終盤となっているようです。
特に、2020年卒の理系は内定率90.3%ということで、かなり高い内定率を記録しています。
目次
就活の時期が早まっている?
近年では、就活期間の微妙な見直しなどがありますが、全体的な傾向としては就活時期が早まっている傾向があります。
また、就活の中で大きなウエイトを占めるようになってきているのが「インターンシップ」です。
現在では、大多数の大学生がインターンシップに参加しており、就活においてインターンシップの重要性は高くなってきています。
2021年卒の大学生の半数くらいはインターンシップに参加するので、就活=インターンシップという形になるのも不思議ではありません。
企業によってはインターンシップ後に内々定を出す企業もあり、早い人だと1、2年生の時点で内定がある人も世の中にはいます。
景気が良いときほど差が広がる?
景気が良い時と景気が悪い時では就活の難易度はかなり変わります。
現在の就活状況は、アベノミクスや人手不足といった追い風のおかげでかなり良い状況であると言っても過言ではありません。
しかし、就活は甘いものではないので、気を抜くと思わぬ展開になることもあり得ます。
一般的に、好景気の時であればあるほど、就活に対する意識は緩む傾向にあります。
景気が良いときは、雇用があるので、学生はあまり力を入れなくても大丈夫だと考えがちです。
しかし、就活は甘くないので、やる気があり準備している人としていない人ではやはり、差が出てきます。
いくら、好景気であっても採用するにあたっての最低限の基準があるため、その最低基準を満たせていない学生は内定を取れないことは十分にありえます。
好景気であることは就活に追い風になりますが、そこで気を緩めると追い風を十分に活用できません。
就活にとって準備は必要不可欠なので、早めの準備が内定を取るためにますます重要になるはずです。
僕の予想では、来年(2021年卒)は東京オリンピックもあるので、さらに就活の時期が早まると予想しています。東京オリンピック前にはほとんどの大学生が内定を取るくらいの勢いになるかもしれません。
そんじゃ、また明日。