ナスダック100指数の過去チャートみたらとんでもない動きをしていた件

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

投資信託でナスダック100指数に連動するレバレッジ投信に課金していくスタイルで投資をしようということでナスダック100指数のチャートを見たらとんでもない動きをしてました。

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目次

ナスダック100指数とは

ナスダック100指数は以下の通りです。

ナスダックに上場する、金融銘柄を除く、時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均によって算出される株価指数である。

出典:ナスダック100指数 – Wikipedia

金融を除いた銘柄で構成されている指数で1985年1月31日から設定されています。

 

ナスダック100指数の過去チャートの動きについて

ナスダック100 チャート – Investing.com

 

ナスダック100指数のチャートを見ると、ITバブル崩壊後の株価がかなり停滞していてITバブルの高値を更新するまでに14年ほどかかっています。

2000年3月に4,884の高値を付けた後にこの高値を更新するのは2016年9月です。(個人調べ、過去チャート見て)

 

調べてみてかなり回復までに時間がかかっていると思いました。

このレベルまで株価の回復に時間がかかるのは世界恐慌レベルではないかと思うくらい高値更新するまで時間がかかっています。

時代が進むにつれて株価が激下げした後に高値を更新するまでの期間は短くなってきていますが、わりと数年前までナスダック100指数が高値更新できていないというのは驚きです。

このチャートを見て、もし今がバブルだとして後で下がると数年は高値更新するまで時間がかかるのではないかと考えてしまいます。

投信で売っているナスダック100の3倍ブル投信だと償還日までの期間が数年しかないでの途中でかなり下がってしまうと株価が戻る前に売る時期が来てしまう場合もありそうです。

数年の停滞期はかなり痛手になりそうです。

 

コロナショック後の動きだと、株価が下がってもすぐに高値まで回復しているのでもしかしたらそんなに気にしなくてもすぐに回復してくれるかもしれませんが、今後の動きはどうなるかはわからないので断言はできません。

コロナショック後の回復はたまたま早かっただけなのかもしれません。

しかも、新型コロナウイルスの脅威はまだ存在しているのでこういった問題も後で影響してくるかもしれません。

今回は各政府、中央銀行が財政出動でお金を刷りまくってばらまきまくっての対策で株価の戻りが早かったですが、次の経済的な危機がどうなるかはわからないです。

何が原因で不況になるかで対応も変わってくるはずです。

ニューヨークダウ、S&P500の5倍レバくらいがいいかもしれない

ナスダック100指数のチャートを見ると今後数年でさらに上昇するかもしれないし、下がるかもしれないしでなんとも言えない感じです。今後5年間、課金し続けてつみたてNISAみたいな放置プレイでたくさん増えるというのはやりづらい感じです。

ニューヨークダウやS&P500のほうが課金放置プレイに向いていると思います。(過去のチャートを見た感想)

資産の増加率を過去20年一定課金し続けたシミュレーションをすればナスダック100指数のほうが増加率が高いのでそっちにぶっ込んだほうがいいと思われがちですが、過去チャートを見ると時期によっては思ったほど増えない可能性もあり得ると思えてしまいます。

 

個人的には課金放置プレイでいくならニューヨークダウ、S&P500に5倍レバレッジくらいやればナスダック100じゃなくてもいいと思うけど、さすがにそこまで高いレバレッジをかけた投信を無期限で運用してくれるところはまだ出てこないし、今後も出ないと思います。

3倍レバレッジでも無期限で運用するのが難しいようで無期限の3倍レバ投信はほぼないです。

 

こんな感じで過去数年のナスダック100指数だけを見て課金放置プレイをやるのはどうなんだろうかという疑問を持った次第でありました。

買い始めてすぐに株価が下がるのはそれほど問題ないかもしれないけど、そろそろ売り時って時に下がったらかなりしんどいと思う。

お試しで少額やってみるくらいはいいかもしれません。

 

 

そんじゃ、また明日。