下げ相場で買いポジはやることがない

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

 

「下げ相場で買いポジはやることがない」というタイトルですが、投資のスタイルは主に日本株で時価総額300億円以下の小型成長株に中長期(数ヶ月~数年)投資を前提としています。

ショートポジションを取ったりスイングトレードを取り入れれば下げ相場でもうまく立ち回れるだろうなと感じています。

目次

下げ相場だとできることは監視くらい

やることがないと言いつつ、良さげな銘柄の株価と業績を見たり、他に有望そうな銘柄を見つけることくらいしかないのではというのが昨年11月後半からの状況です。

 

普通にキャピタルゲイン狙いだと下げ相場で買いに入ってもさらに下がりそうだし、買ってもその後の動きが微妙そうだと買っても仕方ないかなという状況であり、買う気力すらなくなってしまうというのが下げ相場です。

 

もちろん、下げ相場でも上がる銘柄はあるし、原油とか天然ガスなどの資源価格が上がっているため、すべてがダメということはないです。

しかし、自分の投資法だと下げ相場は買う場面ではないのでただ待つということになります。

また、成長株投資だとずっと持ち続けてもいい銘柄なんてほとんどないというのがこれまで買ってきた銘柄で確信できるようになってきました。

伸びが鈍化、成長に陰りが見えてきた銘柄はさっさと利確したほうが良いですね。(勢いよく上がる銘柄は特に)

 

一度大きく失速した銘柄は再度上がって高値を更新するのはかなり大変だという傾向もあります。

成長株だからガチホというやり方をとって塩漬けになる銘柄を持つこともあり得るのでそこの見極めが重要ですね。

 

やり方を増やせばどの相場でも稼げる

下げ相場でも空売り、ショートでポジション取れば利益は取れるし、値上がりしている原油とか買えば稼げるというのはわかります。

ここで問題なのはそれが自分にもできるかどうかであり、向いている人もいれば向いていない人もいます。

 

また、ポジションを取る期間や相場を見られる時間にも左右されます。

普段、働いている人なら昼間に相場を見て売買する時間は少ないのでやれる手法が限られる場合もあると思います。

やり方は自分が向いているやり方が良いと思います。

人が言っているやり方にも様々ある

人が言っている投資法にもいろいろ細かい違いがあり、同じようなことを言っていても前提が違うので同じようにやっているとしても投資のリターンを得られる人と得られない人がそこそこいると思います。

例えば、「時価総額300億円以下の成長株に投資する」というやり方があるとします。

人によって選ぶ銘柄や期間、利確するタイミング、損切りするラインが異なります。

成長株に投資する本を読んでいても人によって細かく違いがあります。

 

「数週間~数ヶ月の期間で上がり始める半歩前くらいに投資する」というやり方もあれば「2、3年をめどに買い、よほど悪い材料が出ない限りは売らない」など一言で成長株投資といっても細かい違いがあります。

また、地合いや銘柄の状況によっては売らなかったり、損切りしたりと細かいところも違いがでます。

投資の本を読んでも細かいところは臨機応変に対応できないとリターンが得られないので、そこは自分でやり方をカスタマイズするしかないと思います。

言葉で説明するのは難しいですが、フィーリングや感性が必要になる場面があるのでなかなか上手くいっている人のやり方を取り入れてもそれで上手くいくかどうかは売買する人によるのかなと最近は感じています。

 

特にツイッターなどでトレードしている人を見ると中長期なのか短期なのか、どういうやり方で売買しているのかがハッキリわからない人も多いのでただマネするだけではうまくいかないと思います。

自分に合うやり方で投資する

これをやればほぼ上手くいくというやり方はないし、売買する人によって同じようにやっても上手くいく人がいれば、上手くいかない人もいるわけです。

 

インデックス投資であれば、再現性という点においてはそれなりに確保できるかもしれませんが、指数も買う時期や年によってリターンは変わります。

3年前からやっている人は含み益があっても、ここ最近始めた人は含み損を抱えているという状況もあるので、状況次第でもあるのがこの世界です。

 

これをやっておけばOKみたいなやり方はほぼないと言ってもいいかもしれません。

 

買うタイミング、売るタイミング、なぜそれを売買するのか、感性、運などが関わってくるため、なかなか自分の思うようにできる人は少ないのではと思います。

 

そんじゃ、また明日。