佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
新型コロナウイルスの影響により、実体経済に深刻な影響が出てきています。
今後発表される企業の業績、経済指標などで数字となって状態がハッキリとわかるときには、さらに株式市場にも大きな悪影響を及ぼすことは避けられません。
目次
実体経済とは
実体経済
商品やサービスの生産・販売や設備投資など、金銭に対する具体的な対価がともなう経済活動。その規模は、国内総生産(GDP)から物価変動の影響を除外した実質国内総生産によって示される。⇔資産経済。
出典:コトバンク
実体経済は、日常生活や仕事などにおける金銭によるモノやサービスの取引がされることを指しており、人々がごくごく普通に行っている経済活動のことです。
日本や世界各国では、外出の自粛、制限などが要請されており、人々の経済活動は以前よりも減少しています。
米グーグルがグーグルマップなどの位置情報サービスにおける情報を分析した結果にも、世界で人々が外出や仕事への出勤の数が減っていることがわかっています。
株式市場はさらに悪化する?
実体経済が悪くなれば、株式市場などの金融経済にもほぼ必ず連動して影響してくるのは避けられません。
実体経済の悪化については、メディアやネット、実生活でわかります。
金融経済にも、この悪化が遅かれ早かれ連動してくるため、株式市場が現状よりもさらに悲観的になる可能性が考えられます。
株式市場では、実体経済よりも中央銀行や政府の経済政策がメインの材料となり、相場に影響していますが、今後は実体経済、データ、指数などの悪化がハッキリと目に見える形でわかるため、さらに株価が下落する可能性が高いと僕は考えています。
最悪の状態を想定する必要性
現在の状況がいつまでも続くことはなく、いずれ事態は終息します。
しかし、数ヶ月、1~2年の期間で厳しい状況下であることは十分にあり得ます。
過度に悲観する必要はありませんが、押し目や底といったところを狙ったり、大金を投資することで大きなリスクを取るのは危険だと考えています。
大きくリスクを取り過ぎず、投資期間を分散して投資していくやり方が丁度良いと思います。
悲観的な相場には、チャンスが転がっていることもありますが、その時が本当にチャンスかどうかは後になってからでないとわかりません。
余裕をもった投資を心がけましょう。
そんじゃ、また明日。











