
佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
先日行なわれた決済サービスPayPay(ペイペイ)の100億円ポイントバックキャンペーンが行なわれ、このキャンペーンはわずか10日ほどで終わってしまうほどの大盛況でした。
これは利用者がペイペイを利用して購入したら、購入金額の20%相当がポイント還元されるというキャンペーンでして、家電量販店などでは行列ができるほどの人気がありました。
ビックカメラのレジの行列やばい#PayPay pic.twitter.com/cScQaJDjKf
— 経理マン@投資勉強中 (@keiri_toushi) 2018年12月8日
市場調査(の体)で有楽町のビックカメラに来ているけど、すごい行列。
スマブラのブランド力とpaypayのプロモーションの上手さに震える。 pic.twitter.com/R470RnsC04— めびうす🦄 (@mevius_k8) 2018年12月7日
現在、そのペイペイのポイント付与が行なわれているのですが、何かしらの理由によって不正利用とみなされたことでポイントが付与されず、取り消しになる人が大量発生しています。
目次
ペイペイのポイント付与取り消しが発生
ツイッター上では、ペイペイのポイント付与が取り消しになったという人の報告が多数あります。
ポイント付与が取り消しになっている主な原因として利用規約に反する不正利用が原因ではないかとされておりますが、不正利用の心当たりがない人も取り消しされている事例もあり、詐欺ではないか?という声もあがっています。
付与が取り消しとなる主な理由としては、キャンペーンや特典の注意事項にも記載しておりますように、以下の可能性があります。
(例)
・対象となるお支払いをキャンセルし、返金を受けた場合
・取引やキャンセルの状況により不正行為が行われたと当社が判断した場合
・付与される前に、対象のPayPayアカウントが停止または削除された場合
・当社の利用規約に違反する行為があった場合、またはそのおそれがあると当社が判断した場合
・複数のPayPayアカウントで付与を受けたことが確認された場合
出典:https://www.paypay-corp.co.jp/notice/20190108/02/
正当な利用にもかかわらず、付与が取り消されている場合はPayPay株式会社のホームページからお問い合わせができ、調査されるようなので、不正利用の心当たりがない人はお問い合わせをおすすめします。
不正利用していた人が多くいる件
ペイペイでは、サービスを利用する時に持っているクレジットカードを登録して使うのですが、そのクレジットカードが自分のモノではなく、家族などの他人名義のモノを使っていた人もいます。
また、皆様に安心してご利用いただくために日々実施している決済のモニタリングのなかで、不正利用・不正行為との類似性をもって、キャンペーンの景品や特典の付与を取り消すことや、PayPayサービス利用規約に基づきPayPayアカウントを停止させていただくことがございます。
(例)
・クレジットカードの不正利用
・架空の取引
・取引の分割
・不当な取引や返金によるPayPayボーナス等の詐取
・1人のお客様による複数名義の支払い手段での利用
・複数のPayPayアカウントでの同一クレジットカードの利用
・PayPayアカウントやYahoo! JAPAN IDの不正利用
出典:https://www.paypay-corp.co.jp/notice/20190108/02/
↑こちらは不正利用の例です。
ペイペイに限らず、クレジットカードを使う場合はクレジットカードの所有者しかそのカードを使うことはできません。
しかし、ペイペイを利用している人のなかには他人名義のクレジットカードを使用して不正利用になる行為をしていた人も多々見つかっています。
家族のカード登録して付与取り消しされたって、、それPayPay以前にカードの規約も違反してるし、規約にも「本人名義のカード」って書いてあるやん。 pic.twitter.com/UEKbcHd5fA
— かえざくら@2/16〜18:札幌→旭川 (@kae_sakura) 2019年1月10日
paypayとソフトバンクの禿に詐欺されました
コンビニであたった数100円のあたりだけ付与されました
高額だけ狙い撃ちで取り消しして詐欺して話題なってます pic.twitter.com/Oj9cYfgOko— もこすんすん (@army7828) 2019年1月10日
お父さんのクレカ登録したらPayPayボーナス取り消しという人がいて(;゜0゜)こんな顔になりましたわ。。いや、、それはね()
— Skyblue (@skyblue_1985jp) 2019年1月10日
不正利用はバレる
今回の件でわかったことは不正利用したらバレてしまうことです。
ペイペイなどの電子決済は記録が必ずシステムに残るようになっており、記録をたどれば不正利用したことはすぐにわかります。
普段、利用規約を読まなかったり、グレーな行為をしている人はペイペイの不正利用に該当する行為をしてしまった結果、ポイント付与取り消しが行なわれています。
政府がキャッシュレスの推進をしているのは、外国からの観光客の多くはクレジットカードやQRコードなどの電子決済での支払いが多いことからそれに対応するために様々なことをしているという理由もありますが、キャッシュレスにすることでお金の流れを把握することも目的としています。
キャッシュレス決済はデータとして記録されるので、お金の流れを把握するのが簡単です。
なので、税金や支払いでごまかすことが困難です。
現金であれば、データとして残らない可能性があり、脱税や未払いなどの問題が発生することはあり得ることなので、電子決済で不正をなくす目的もあります。
しかし、日本人にとってキャッシュレスなどどうでもいいと考える人が多く、ペイペイの100億円あげちゃうキャンペーンもポイント目当ての人を集めただけであって、キャッシュレスの活用にはイマイチ動いていないのが現状です。