佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
去年から始まった貿易戦争もだんだんと影響が大きくなり、結果がわかってきました。
結論から言うと、中国とアメリカの貿易戦争はアメリカの勝ちです。
U.S.A!U.S.A!U.S.A!
すでに中国経済は減速しており、中国国内の景気は悪くなってきています。
今後、中国がさらにアメリカに対して強行に出ると国内の経済が持たないので、しばらくすれば中国が譲歩した形でこの戦いが終結すると予想されます。
中国の国内総生産(GDP)の伸び率は28年ぶりの低水準で天安門事件が起こった時以来の悪さであり、日本電産の永守重信会長は「今まで見たことないくらい落ち込んでいる」と言っているくらい中国の経済は急激に下がっているのです。
中国はこれまで高い成長率をキープしてきましたが、ここにきていよいよ成長率がキープできなくなる事態が起きています。
今後も中国政府は高い成長率、経済成長を目指しますが、これからの中国経済はどれだけ伸びるか?ではなく、どれだけ下げ幅を抑えられるかに焦点がいくと予想されます。
目次
アメリカ企業に投資しよう

世界経済の半分を占めているアメリカに投資しないというのは非常にもったいないことです。
アメリカの企業は世界をリードする超巨大企業が多くあります。
最近ではIT企業の成長がめざましく、アマゾンやグーグルなどのインターネット関連が急成長しています。
もちろん、IT企業だけでなく、コカコーラ、マクドナルド、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&Gなどの日用品で使われているものや普段使っているモノ、食べているものを見てもアメリカの企業はたくさんあるのです。
どの国に行っても、コカコーラやマクドナルドというものがあり、アメリカのものは世界中に多く存在しています。
アメリカは安定した経済である先進国のなかでも高い成長率を実現しており、これからも安定した高い成長が見込まれています。
こうした背景には、アメリカの消費文化や人口増加が深く関わっています。
アメリカの人たちは、貯金をあまりせず、お金を使って投資したりモノを買うことに積極的です。クレジットカードもローンも使えるだけ使うので、日本人に比べて消費する力がハンパないです。
また、アメリカは自国での出生率が高いため、人口増加が見込めますし、外国からの移住者も大勢いるので、人がどんどん増えてきます。
アメリカは領土が広大なので、人口が増えても狭いということはありません。
今後もどんどんアメリカにモノや人、お金が流れるのは確実であり、アメリカに投資することはリスクヘッジにもなります。
若い人にこそ株式投資して欲しい

僕の考えでは、若いほど株式投資したほうが良いと考えています。
株式投資をすることで嫌でも世界の動向や経済について知ることになるからです。
社会人になると、多くの人は企業で働くことになりますが、仕事は経済活動なので、日本で働いていても世界の動きは少なからず影響してきます。
日本にいると、世界の動きはどこまでどうでも良いと思われますが、これから日本でも外資企業や外国人が多く日本にやってきます。
つまり、これからどんどん日本は世界の影響を受けることになるのです。
なので、株式投資を通じて世界を知ることがこれからの人生に大きくプラスになると僕は考えています。
少ないお金でも十分です。
コツコツ継続していくことが重要なのです。
どの企業へ投資すればいいのか?

僕個人としては、コカコーラやマクドナルドなどの一般消費者されるものでビジネスをしている企業が良いと考えています。
これらの企業は、不況でも安定した利益を出せるので、不景気になった時でも安心感があるんですよね。
旬なアマゾン、グーグル、アップルなどの企業も素晴らしいのですが、景気に敏感なので少しでも悪くなると結構影響をくらうので、投資初心者向けとは言えませんね。
特に、株価が大きく下がると投資に慣れている人でもメンタルがやられます。
株式投資はお金だけでなく、メンタルにも大きな影響を及ぼすので、自分自身の許容度を超える投資をすると結構しんどくなるのでおすすめしません。
アメリカの大企業500社の総合指数であるS&P500ETFはアメリカに投資するのに最適な投資先であることは、すでに多くの人に知られています。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=^GSPC
S&P500指数は日経平均株価と同じく、代表的な株価指数であり、ダウ平均と同じくらい重要視されています。
これらの指数に投資することをインデックス投資と呼んでいます。
個別株であれば、コカコーラとマクドナルド。
個別株はそこそこリスクが高いので、リスクを抑えたい人にはS&P500指数に投資することをおすすめします。
僕も毎週つみたてNISAでS&P500指数に投資しています。
多くの人に米国株の魅力を知ってもらえたらうれしいですね。