就活生は大企業の求人倍率が0.37倍しかない現実をどう受け止めればいいのか?

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

2020年卒の大学生は現在、就職活動中であり、面接などの活動を行っているのですが、就活はうまくいっているでしょうか?

すでに内定をもらっている大学生も大学生全体の20%~30%くらいはいるのではないでしょうか?

そんなこんなで就活をしている大学生には厳しい内容ですが、2019年の求人倍率を見ると、従業員が5000人以上いる大企業の求人倍率が0.37%しかないことを知っていますか?

この割合は3人いたら1人分しか枠がないというくらいなので、人手不足と言われている現在のイメージとかけ離れた数字だと感じるはずです。



目次

大企業は全然求人倍率増えてない

大企業の求人倍率はぶっちゃけ、全然増えてません。

むしろ、ガンガン減っているところもあります。

特に、メガバンクは今年から採用する人数を昨年よりも減らしたりしており、枠が減っています。

三菱UFJ銀行は2020年4月の新卒採用人数を前年から約45%減の530人とする計画であり、採用人数を抑制しています。

それでも、やっぱり大企業に行きたいと思う人が多いと思います。

だって、給料や福利厚生が大企業はしっかりしているから多くの人が大企業に就職したいと思うのも無理はありません。

中小企業の雇用環境と人手不足の現状

図を見ればわかる通り、大企業と中小企業では給料の格差があるため、大企業で働いた方が給料が多いことは多くの人が知っています。

大企業になればなるほど、資本も利益も大きくなるため、従業員の給料も高くなる傾向にあります。

探せば中小企業でも良いところはある

中小企業でも探せばそこそこ良い企業は見つかるから探そう!っていう意見があるのですが、中小企業で良い企業を探すのは結構大変です。

そもそも情報がそんなにないし、いっぱいありすぎるというのが現状です。

上場企業でさえ、何千社とあり、東証一部上場企業でも名前を聞いたことないし、何をやっている企業なのかすらわからない企業が多く存在しており、就活生が中小企業のなかで素晴らしい企業を見つけるのは結構難しいのではないでしょうか?

就活において重要なのは、やっぱり良い企業を知っているかどうかの情報だと僕は思います。

大企業であっても、実際に働き始めたら思っていたのと違ったということもあり、就職する前にどれくらい企業について知っているかが就活を有利にできると思います。

 

要するに、準備が大切なのです。

就活する時期になってから、とりあえず知っている企業にエントリーしていくというやり方では準備不足です。

自分がどの業界のどういう仕事をしたいのか?

その業界にどんな良い企業があるかを調べることが必要だと思います。

就活というのは結構時間がかかる大変なものですが、やって損はないと思うので、就職して後悔しないように準備しておく必要があります。

 


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