NISAが恒久化されなかったのは、すでに投資できるかどうかで格差が生まれているから

投資
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佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

一般NISAが恒久化されずに、2023年で終了することになりそうです。

年間120万円投資できる人は富裕層なのか?

年間120万円までは非課税となるNISAですが、これが恒久化されない主な原因としては富裕層が優遇されすぎではないか?という意見だそうです。

 

富裕層の定義は様々あると思いますが、だいたい資産が1億円以上で富裕層と呼ばれるようなので、そう仮定しましょう。

資産が1億円ある富裕層にとっては、年間120万円の非課税枠はあったほうがもちろんいいけど、そこまで大きなメリットではないと考えている人が大半です。

 

すでに株式投資でNISAを利用している人からすると上記のような意見が大半ですが、全体を見るとNISAを使って株式投資をしている人は恵まれている人という印象なのでしょう。

NISAを使って投資できる人とできない人

そもそも、日本では1997年をピークに年間の平均年収は上がっておらず、微減、停滞を繰り返しております。

最近はアベノミクスの効果もあって、比較的景気は良いほうですが、それでも実質賃金は長い目で見ればあまり改善していません。

 

世界と比べても、日本は成長しない国、衰退する国になっているというのは、多くの国民がなんとなく感じているでしょう。

 

そういうこともあり、近年では正社員と非正社員という雇用形態での差が大きく問題になっており、一般的な家庭の生活とされていたものは、もはや少し贅沢なものとなってしまっています。

 

そう考えれば、NISA枠を使って投資できる人は全体で見ると裕福な人であると見られてもおかしくはありません。

生活に余裕がない人が増加している現在では、そもそも株式投資にお金が回せる時点で恵まれている人ということなのでしょう。

 

NISAが見送られたのは富裕層への批判というよりも「株式投資できる余裕のある人への妬み」が本質的にはあるように思えます。

つまり、「生活に余裕がない人」対「株式投資にお金を回せる人」という構造が主軸になっているのではと僕は考えています。

 

今回の、NISA恒久化見送りの「富裕層への優遇だとの指摘」は建前に過ぎないのです。

 

この問題は、武蔵小杉のタワーマンションにおけるトイレ問題にも通じるものだと思います。

 

 

そんじゃ、また明日。



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