佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
SBI証券におけるNISAの週間買付金額ランキングを見ると、ソフトバンク株の根強い人気があることが判明しました。
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ソフトバンクが買われ続けている
11月4日から11月8日の間にNISA枠で買われた銘柄ランキングの2位と3位にソフトバンクグループ(9984)とソフトバンク(9434)がランクインしました。
1位は日経平均株価が下落することに賭けるレバレッジ投信です。
ソフトバンクグループに関しては、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが出資しているWeWork(ウェーワーク)が経営状態が良くないということで創業者を多額の退職金を払って追い出し、ソフトバンクから新しい経営者を出しています。
追加の融資として約1兆円という資金をダメそうなウィーワークに出資したことが響いて、ソフトバンクは大丈夫か?という声が多くありました。
11月6日に行われたソフトバンクGの中間決算では、真っ赤の大赤字ということで、孫正義CEOも反省しており、これで株価が大きく下がると思われましたが、株価はあまり下がらず、逆に上がってしまうという展開になっています。
僕個人としては、株価4000円を切ってしまうと思っていたので、ここまで下がらないのはビックリしました。
NISAの買い付けランキングを見ても、買われ続けているため、底が固いと思われます。
11月になれば、その年のNISA枠をそろそろ使い切りたいと思って、使う人が増えますが、その銘柄にソフトバンクが選ばれたということは、ソフトバンクの未来は明るいと考えている個人投資家が多いことがわかります。
ジュニアNISAでも買われるソフトバンク
ジュニアNISAの買い付けランキングでも3位と6位にソフトバンク銘柄がランクインしています。
ジュニアNISAは一般NISAと比べても比較的安定した銘柄が選ばれる傾向があるため、ソフトバンクは手堅い投資と考えている人が多いのかもしれません。
しかし、「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信」というレバレッジETFに投資している人も多く、日経平均株価が下がる事に賭けている悲観的な親御さんが多いことも事実です。
そもそも、子どもの口座でレバレッジ投信を買うと言うこと自体、違和感があるのですが、それはおいておきます。
今後、ソフトバンクグループが投資している企業の業績が上向くかどうかで大きく左右されるため、孫正義CEOの技量が試される局面に突入しています。
多くの投資を成功させてきた彼がどうやって立て直すのか多くの人が注目しているのです。
そんじゃ、また明日。