
佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
19日のソフトバンク上場には多くの人が注目しており、IPOに参加した人もしていない人もとても気になっています。
IPOのブックビル期間から発生した通信障害とその後の関連問題で多くのIPO辞退者が出たことで、ソフトバンクのIPOに不安を抱いている参加者が多くいます。
辞退者が多く出たなかでも、ソフトバンクを買うことにした人も大勢いますが、多くの人が出たとこ勝負であることは変わりません。
ソフトバンクの購入を決めたものの、報われるのか?売るならいつ売ればいいのか迷っている人もいるでしょうからそれについて説明します。
目次
IPO参加者は報われるのか?
ソフトバンクのIPOに参加した人が報われる可能性はハッキリ言えば高くありません。
ソフトバンクの様々な問題についての情報にプラスして株式市場の状態も不安定になっているからです。
上場日の19日手前で何か市場であれば、それに釣られて吹っ飛んでしまう可能性もあります。
まさに運ゲー状態です。
大きい利益を得ることは難しく、良くて小さい利益を得るくらいのはずです。
最悪、含み損を抱える可能性もあるので簡単ではありません。
しかし、損をせずに切り抜けることは十分に可能なはずです。
限りあるチャンスで売り抜ければ、損を抱えずに済ませることはできます。
IPO参加者にとって一番避けたい「損をする」という状況は回避することは十分に可能なので、不安で持っていたくない人は、売りのチャンスでさっさと売った方がいい年を迎えられると思います。
ソフトバンクの売り時
ここからは、ソフトバンクを含み損せずにさっさと売り飛ばしたい人に向けて売り飛ばすチャンスについて書いていきます。
上場直後に売り飛ばす
上場直後の動きは1500円前後で攻防戦を繰り広げる可能性があるので、売りたくてしょうがない人はさっさと上場直後に売ったほうがいいです。
初値はソフトバンクも証券会社もプラスにしたいはずなので、なんとか不思議な力で初値はプラスにしようと頑張ると予想されます。
ここで欲張って高値で売ろうとすると機会を逃してしまうので、プラスの価格でさっさと売ったほうが賢明です。
ソフトバンクのIPOに参加したけどやっぱりさっさと売りたいと思っている人は、上場直後に売っておさらばするのがおすすめです。
配当権利落ちの時に売る
ソフトバンクは配当性向85%であり、配当利回りが5%なので配当目的の買いが入ることが予想されます。
最初の配当が2019年3月なので、そこが売りのチャンスです。
一番買いがたくさん入るのは、配当の権利を取得できる権利落ちの直前です。
配当を目的に買われて株価が上がるので、そこが売り飛ばすチャンスになります。
権利落ちの後はみんなさっさと売るので、みんなが売る前に売り飛ばした方が良いと思います。
長期保有の選択肢
ソフトバンクの株を売らずに、そのまま保有するという選択肢もあります。
ソフトバンクは配当があるので、それを目的に保有し続ける人も多いはずです。
この場合、公募価格を割って含み損になったら、そのまま耐えるかさっさと損切りする2つに別れます。
個人的には、含み損になっても配当があるので、そのまま保有し続ける戦略をとる予定です。
配当があっても含み損に耐えられなさそうな人はさっさと売り飛ばしたほうがいいと思います。
良くも悪くも話題性が非常に高いので、多くの人が注目しています。
売り時はやはり、盛り上がっている雰囲気のなかでさっさと売ってしまうのが一番のはずです。
盛り上がりが徐々に戻っていくと、注目も減り、株価も下がっていくという傾向がIPOは多いです。
大型IPOの場合は特にその傾向が強く、IPO直後の株価は良いですが、その後は下落して公募価格を割るケースが多いです。
なので、ソフトバンクを売りたい人は一番盛り上がっている上場直後がおすすめの売り時です。
スポンサーリンク