つみたてNISA(積立NISA)のおすすめ商品はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)、これを選べばOK!

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

つみたてNISAで投資をする場合、つみたてNISAのなかであらかじめ用意されている投資信託のなかから選んで投資することになりますが、どれを選べばいいのか?と思う人が多いです。

ここで、日本株、日本市場に連動する投資信託を選ぼうと思う人が結構いるんですが、僕はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)をおすすめします。

なぜなら、日本経済が今後右肩上がりするかどうかははっきり言ってあまり期待できないからです。

あなたは日本経済がこれからも右肩上がりで、株価が上昇し続けると思うのであれば、いいのですが、僕はそうは思えません。

目次

つみたてNISAで日本株をおすすめしない理由

日本市場を代表する日経平均株価を見れば分かるんですが、1989年をピークに株価が下がっていて、その後は上げ下げを繰り返していますが、過去最高値を30年近く更新していないんですね。

出典:「世界経済のネタ帳」http://ecodb.net/stock/nikkei.html

見てもらえればわかりますが、1989年の株価をピークにどかんと下がっていて、2019年の日経平均株価でもピーク時の6割弱くらいの株価です。

つみたてNISAは20年間のつみたて投資が基本なので最低でも20年間はトータルで右肩上がりしてもらうことが前提です。

最終的にマイナスであれば、そもそも投資する意味がないですからね笑。

経済成長には伸びしろと人口増加が必要不可欠であると言っても過言ではないくらい重要です。

新興国は高い経済成長を達成しています。理由は、伸びしろがあるからです。

新興国は先進国と比べてもまだまだ経済成長することで豊かになる伸びしろが多く残っています。

まだまだ電気や水道などのインフラが十分に整っていない国が多い新興国では、まだまだ経済の成長が期待できます。

インフラが整えば、必要なものが整い、必要なものが揃えばぜいたく品を買うようになります。

先進国の人々は欲しいものもぜいたく品も買おうと思えば買えるし、欲しいと思えば手に入れることができるので、そこまで買いたいとか欲しいとか思いませんが、新興国の人々はそもそもそういう経験がないので、とりあえず欲しいものが買えるなら買うし、欲しいものがあるならお金を頑張って稼いで買います。こういった購買力が高いので消費が刺激され、高い経済成長を実現できます。

 

また、新興国の人口構成を見ればわかりますが、ほとんどの国では若い世代の人口層が厚く、上にいくほど細くなっています。

日本では真ん中が膨らんでいる変なつぼみたいな形をしています。

普通に考えれば、日本よりも新興国のような人口構成のほうが良いと言えます。

日本の少子高齢化問題が改善され、さらなる経済成長を遂げることができる可能性は現在の時点では低いと思います。

 

出典:https://www.macrotrends.net/2324/sp-500-historical-chart-data

↑こちらはS&P500の過去90年間の株価推移です。

S&P500のなかでも株価が低迷している期間もあるのですが、過去最高値を更新し続けています。

 

人口構成も良い感じなので、先進国のなかでも比較的高い成長が期待できます。

また、世界経済を牽引している国でもあることから、アメリカに投資することが良い選択であると僕は思っています。
1970年から1990年の間に投資してたら何かヤバそうですが、その後も投資し続ければプラスになっているので、気長に投資し続けることが重要ですね。

どれだけ素晴らしい市場でも株式投資をしていれば、暴落することは避けられないと考えてください。

ずっと右肩上がりを続ける株なんてありません!

株価が上がり続けるのは3日連続でも十分くらいなので、つみたてNISAでは、毎日の株価を気にせずに気長に投資することをおすすめします。

というか、気長に投資しないとやってられません!



S&P500に投資し続けるだけでいい

つみたてNISAはS&P500指数に連動する「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に投資し続けるだけでいいと僕は考えています。

楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンドにもつみたてNISAで投資しているのですが、ほぼ動きが同じなので変わりません。

僕がつみたてNISAでどの投資信託に投資すれば良いのかと聞かれればeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はネット証券であれば、マネックス証券楽天証券
SBI証券で投資できます。

僕はSBI証券を使っており、最近では楽天ポイントで投資信託が買えるようになった楽天証券でつみたてNISAをする人が増えている傾向があります。

 

←こちらからランキングに戻れます