佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
個別株はリスクがあるって考える人がおり、確かに個別株の場合だとその株がダメになるとその株に投資したお金が溶けます。
複数の個別株に分散投資しても、自分が選んだ銘柄が運悪く株価暴落してしまうこともある。
そんな場合には、もう個別株なんてやめて、S&P500やETFに投資するしかない。
株価指数に連動するETFやある程度の銘柄をまとめたETFに投資すれば、自分の選んだ銘柄が暴落してしまったなんてことは考えなくて済む。
ETFのなかの特定の銘柄が暴落しても、そもそもETFに組み込まれているのだからどうしようもない。
S&P500を選んで投資をすれば、そもそも個別株なんていう概念すらないのだ。
黙ってS&P500に組み込まれた銘柄に投資するしかない。それがETFだ。
S&P500であれば、すでに組み込まれている銘柄やその比率などはS&P500指数で勝手に設定してくれるし、自分でいちいちどうすることもない。
黙ってS&P500指数に投資するしかやることはないのだ。
個別株よりもラクなETF

個別株は管理や選定などいろいろすることがたくさんあってめんどくさい。
しかし、ETFであれば調べて投資することを決めてしまえば、後は投資していけばそれでいい。
個別株のように企業の業績をいちいち気にする必要もないし、株価も見なければ、ただ投資するだけだ。
ETFは多くの銘柄が一緒になっているので、どれかの企業がイマイチであっても他の企業がカバーしてくれる。
リスク分散においてもETFはあらかじめ分散投資の効果があるのだ。
ETFのデメリットとしては、ハイリターンを望めないことがあげられる。
良くも悪くもいろいろな企業が一緒になっているので、パフォーマンスの善し悪しがある。
それでも、ある程度のリターンを見込めるので、程々のリターンがあれば良いというのであればETFはおすすめできる。
ハイリターンを求めるのであれば、個別株に投資した方が儲かるのだが、それ相応のリスクがある。
個別株のリスクが嫌なのであれば、ETFに投資したほうがいいだろう。
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