2019年はバイオ株ブームで借金まみれになる人が多く出る

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

2019年は創薬ベンチャー企業のサンバイオを発端に、日本ではバイオ株が盛り上がっており、シンバイオやアムジェンなどの新薬開発が活発になっていることからも、今年はバイオブームが到来すると予想できます。というか、すでにバイオブームが来ていると言っても過言ではありません。

特に、サンバイオの株価がジェットコースター並に急上昇し、下り最速で急降下したのは多くの人にインパクトを残しました。

サンバイオショックとはなんだったのか?全貌をまとめてみた

バイオ株は夢のある博打

バイオ株は主に、新薬などの新しい治療薬を開発する企業が多く、それらの企業の開発が成功すれば、世界的にもすごい功績です。

いままで治せなかった病気や、回復が難しい症状を改善することが期待でき、それらの新薬を作ることができれば、多くの人の命と健康を救うことができます。

そのため、成功を信じてバイオ株に投資する人が多く、大きな期待がかかりやすいのがバイオ株の特徴です。

 

しかし、多くの人の期待とは裏腹に、新薬の開発は成功させることが難しく、治療薬を作り、実際に世の中に出回るまでには時間とお金がかかります。

つまり、バイオ株に投資するということは、ただただ新薬の開発成功に賭ける行為であり、博打と言われています。

新薬の開発には様々な段階がありますが、なかでも重要なのは治験による経過で薬に効果があるかどうかの発表は株価に大きな影響を与えます。

主に「IR」と呼ばれており、新薬の開発状況などを定期的に報告するレポートのようなものです。

サンバイオでもこのIRの報告結果が株価に大きく影響し、ダイナミックな動きを見せました。

 

バイオ株は株価の動きが激しく、ボラティリティが高いです。

現物ならまだしも、信用取引での売買はかなり危険です。

自分の許容範囲を超える投資により、借金を抱えてしまう人も出てくるくらい、株価が下がった時は危険ですが、成功すれば、逆にものすごい利益になります。

多くの人がワクワクしながらバイオ株に投資するのですが、実際はかなりハードな戦いです。

安易な気持ちでバイオ株に投資するとヤケドするので気をつけましょう。

バイオ株は株価の動きが激しく、予想困難だからムチャな投資はやめよう。

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