AT&Tとベライゾンの株価が爆上げ!スプリントとTモバイルの合併案件が原因?

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

久しぶりにAT&Tとベライゾンの株価が爆上げしました。

AT&Tが前日比:+0.39(+1.23%)、ベライゾンが前日比+0.92(+1.58%)ということで、通信株にしては、めずらしく大きく上げてきています。

この要因として考えられるのが、アメリカの通信業界3位と4位の位置にいる「スプリント」と「Tモバイル」です。

 

どちらも単体だと、AT&Tとベライゾンに太刀打ちできないのですが、2つの企業が合併することになれば、AT&Tとベライゾンに対抗できる企業になります。

米連邦通信委員会(FCC)が合併に賛成する意向を表明したことが影響して、AT&Tとベライゾンの株価が上がったようです。

スプリントはソフトバンクグループの傘下にいる企業なので、この合併が上手くいけば、ソフトバンクにも良い影響がありそうですね。

 

しかし、米連邦通信委員会(FCC)が賛成しても、アメリカの司法省も賛成しないと合併はできません。

これまでも、スプリントとTモバイルの合併に関しては、様々な課題がありましたが、最終的には司法省が合併を認めることが最大の山場です。

 

AT&Tがワーナータイムを買収するときも司法省となんやかんやあって、最終的には認められましたが、かなりめんどくさいところです。

 

僕はスプリントとTモバイルの合併は賛成の立場です。

現状では、AT&Tとベライゾンの2強状態なので、そこに対抗するには合併したほうが良いし、スプリントもTモバイルも合併しないと生き残れない状況にあります。

 

今年から5Gが実際に運用され始めていることも考えると、通信網を整備するのにお金がかかるんですよね。

そう考えると、合併して通信網を整備したほうがやりやすいはずです。

 

スプリントとTモバイルが合併すれば、かなり強力な企業になると思うので、期待しています。

 

そんじゃ、また明日。