佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
投資の神様といわれているウォーレン・バフェットがアマゾンに投資を開始しました。
バフェット自身はアマゾンに投資しなかったことを後悔しているようですが、なぜアマゾンに投資し始めたのかいささか疑問です。
バフェット氏「アマゾンは『割安株』」4万人総会で語る https://t.co/IJfbAw2tFQ
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アマゾンのどこが安いのかさっぱりわからない

アマゾンの指標を見ればわかる通り、アマゾンのPERは現時点で94.90倍です。
割安株の定義にもよりますが、一般的にPERが15倍以下のものが割安とされているので、それを考えれば、多めに見てもアマゾンが割安であるとは考えられません。
また、アマゾンは配当を出さず、さらなる成長のために投資するため、ハッキリ言えばグロース株の部類に入るはずです。
バフェットがアマゾンを割安株と判断したのは、一般的な定義での割安株ではなく、独自のルールで割安株と判断したのだと思いますが、アマゾンが割安株として、どこまで成長を見込んでいるのかがまだよくわかりません。
個人的な見解では、アマゾンの株価は1株あたりの価格が1000ドル台であり他の銘柄よりもケタが1つ違うことも多くの人が注目しており、アマゾンの発行株数が少ないことを考えても、割安とはいいにくいです。

1株2000ドル近くするアマゾンはハタから見ても高い
バフェットの投資に変化が起きている
バフェットの投資に変化が起きているようで、バフェット自身が投資を決めたのはもちろんですが、投資に関する助言をしている周りの人達の意見をよく受け入れるようになったように感じます。
以前までのバフェットであれば、アマゾンなんて投資しないでしょう。
そのバフェットがアマゾンに投資するとなったということは以前までとは違う基準で投資をしていることになります。
アマゾンを買うとなると、一般人の考えでは全然割安株ではないので、バフェットの投資法は変化していると考えたほうがいいですね。
いずれにせよ、アマゾンホルダーにとっては朗報です。
バフェットがアマゾンに投資したというのはアマゾンにとって大きな追い風になるでしょう。