佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
以下のツイートで記事を紹介しましたが、この記事とだいたい考えていることが近いので書きます。
この記事とだいたい考えが近い。
日本企業は備えよ、コロナショックは「冬にもう一度」やってくる…!(現代ビジネス) https://t.co/URCqnQktlR
— さとうゆう@つみたて投資野郎 (@TSUMITATE_NISA) May 1, 2020
少なくとももう一回くらいは大攻勢で来る
4月の終わりから気温が高くなってきて、そろそろ衣替えという季節の変わり目がやってきています。
緊急事態宣言は5月末まで延長する方針が出ていて、気温が高くなったからといって勝手に新型コロナウイルスが消えていくわけではありません。
気温が高くなれば消えるということならば、東南アジアや赤道近くの国々ではとっくに収束しているはずです。
そのため、気温が高くなったからといって気をゆるめれば、また感染者が増えることになると思います。
この事態が収束するには、一定のラインまで状況が落ち着いたと判断されることになると思います。
それには、有効なワクチンが開発、大量生産されて、ウイルスを抑える効果を発揮し、安心して以前のように行動できるようになるか、感染者がごくわずかしかいないという状況になり、感染の脅威がほぼなくなるくらいしかありません。
しかし、どちらもすぐにできるとは考えにくいです。
ワクチンは、開発、生産で行き届くようになるまでおおよそ早くて18ヶ月かかると言われており、感染者についてはなんとか増加を抑制できている状況です。
問題になるのは、なんとか踏ん張れている今の状況で次の冬になることです。
ウイルスにとって冬は活動しやすい時期であり、今まで以上に対策をしっかりして冬を迎えなければ、厳しい状況になることもあり得ると考えています。
現時点で、暖かくなって、夏にはだいたい終わりとなるのはまだ早いのではないかと思います。
経済の状況を見ても、状況は改善しておらず、悪化していくばかりです。
そのなかで株価が上がっているのはとても不思議に思えます。
「なんとなく上がりそうな雰囲気だから上がっている」という感じで上がっているように見えるのです。
日経平均株価、ダウ平均などの指数はなんとか上昇させようとしているようで、実体経済とは少しずつ乖離していっているようにしか見えないのです。
実体経済と金融経済はそこまで連動、関係していないのであればそれで結構ですが、最終的に金融経済が実体経済の実情に合わせていくのであれば、楽観視できる状況ではありません。
以上の内容を踏まえて、しばらくは楽観視しないで慎重に見ていくつもりです。
そんじゃ、また明日。