
佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
2018年8月8日に544円で400株買った東京電力ホールディングス(9501)の株価が2019年1月18日現在の時点で742円で損益がプラス36.40%という超ハイパフォーマンスを記録しています。

アマゾンやアップルといったGAFAよりも素晴らしいリターンを上げていると言っても過言ではありません。
目次
超巨大国営企業、東京電力
東京電力は東日本大震災後に起こった原発関連の問題で巨額の負債を抱えることになりました。
その結果、国が株式の過半数を持つことになり、実質的に国営企業になっています。
東京電力は原発事故後の経営合理化戦略によって持株会社である東京電力ホールディングスに生まれ変わり、事業の効率化を推進してきました。
その結果、7年連続で営業利益を増加させることに成功しています。
東京電力の問題点
東京電力の問題点は原発事故の問題と巨額の負債であると言えます。
18日の報道では日立製作所は取締役会を開き、イギリスでの原発建設計画の凍結を決めました。
日本では、2011年の福島原発の事故後、原子力発電の動きはほぼストップしています。
東芝、三菱重工、日立製作所といった原発関連の事業を手がけていた企業も原発の開発をストップしている状態です。
今後、電力事業では原子力の力に頼らずに、新しい方法による発電を模索することが予想されます。
それに先だって、東京電力は銚子沖に原子力発電所1基分の発電を可能とする洋上風力発電所の稼働を始めています。
今後、このように原子力発電から他の発電にシフトすると考えられます。
東京電力は、福島原発の事故の処理費や補填費用などの莫大な負債を抱えていますが、こちらはそこまで深刻な問題にはならないと僕は考えています。
東京電力の負債は、負債ではありますがすぐに返済しなければならないものではなく、じっくり返していけばいいものなので、負債といっても赤字国債みたいなものです。

東京電力は今後どうなる?
東京電力は今後も経営努力が実れば、十分復活可能であると言えます。
今後の営業利益が増加すれば、早いうちに配当が復活することが期待できます。
個人的な予想では3年後くらいには配当が出るようになると予想しています。
東日本大震災での大きな被害によって、もう立ち直れなくなるのではないかと思う人も大勢いるかもしれませんが、東京電力は案外良い感じになっています。
今後も電力事業は安定したビジネスとして持続していくので東京電力の株価もゆるやかに上昇していくと僕は予想しています。
うまくいけば、株価2000円の可能性もあります。
今後の東京電力に期待しています!
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