佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
株価が高騰している株を安易に買うことは避ける必要があります。
なぜなら、株価が爆上げした銘柄はその後株価が下がる確率が高く、爆下げすることもありえるからです。
目次
なぜ高騰している株を買ってはいけないのか?
株価が高騰している株は成長が見込まれ、増収増益、さらなる株価上昇が期待されて、どんどん株価が上がります。
そうすると、イナゴのようにどんどん人が集まって多くの人が株を買うので、株価がどんどん上がります。
どんどん株価が上がると、みんながもっと上がるだろうと思ってどんどんさらに上がるので、まさに「買えば上がる」状態になります。
上がっている銘柄を持っている人はもっと上がると思ってホールドするので、なかなか売りません。
そこにどんどん買いが入るので、どんどん上がります。
しかし、その上昇もずっと続くわけはなく、いつか終わりが訪れることになります。
悲劇の暴落
株価が高騰している銘柄はある時に、なにかのきっかけで突如として株価が暴落するものです。
理由があることもあれば、ないこともあります。
一度下がり始めると、高騰よりも何倍も早く株価が暴落するので、「下り最速」と呼ばれるほどの急落がきます。
株価が下がり始めれば、どこまで落ちるのか分からず、とてつもない早さで下がるので、保有している人はみんなさっさと売って逃げようとします。
しかし、暴落する銘柄をわざわざ買う人はいないので買い手が付かず、買い手が付く価格まで下がることになります。
この暴落によって保有している人のほとんどがたくさんの損を抱えることになりますが、現物で取引している人はまだ救いがありますが、信用取引の場合は、信用分のレバレッジがかかっているので、マイナスになることも普通にあります。
そして、多額の借金を抱えるという結末になるのです。
株式投資やFXで大損して借金する人はほとんどが高いレバレッジを賭けているので、負けた時に大きな負債を背負うことになります。
逆に言えば、レバレッジを賭けなければ、借金を背負うほどの負債が発生しません。
株価が上がってからでは遅い
僕自身は株価が高騰している銘柄に投資することはしない方針です。
株価が高騰している銘柄に投資するということは自分が養分になるということなので、遅かれ早かれ株価が下がった時は自分が大変です。
あくまで、キャピタルゲインで稼ぐことを前提に話していますが、グロース株に投資する場合では、高騰している銘柄に投資するのは遅く、高騰する前に仕込むべきであると思います。
株価が上がっている銘柄は魅力的ですが、それがいつまでも続くことはなく、どこかで下がることを肝に銘じる必要があります。