佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
ゼネラル・エレクトリック(GE)が事業縮小をして、不採算の事業を売却するなどの債務削減により徹底したコストカットを行なっています。
ゼネラル・エレクトリックはニューヨークダウ指数が始まってから100年以上もダウに採用されるくらい素晴らしい企業でした。
しかし、近年では経営の悪化により、2018年にはニューヨークダウの指数から外され、株価も暴落し、低迷する散々な結果となっています。

2018年の10月からはゼネラル・エレクトリック(GE)史上初の外部から経営者を呼ぶことで立て直しを図っています。
ゼネラル・エレクトリック(GE)はそれ以前までは生え抜きの経営者しかいなかったことから、本格的な立て直しをすることでゼネラル・エレクトリック(GE)を復活させることを目指しています。
目次
電力事業の不振

ゼネラル・エレクトリック(GE)が低迷する原因となった1つに主力の電力事業の低迷があります。
ゼネラル・エレクトリック(GE)は火力発電、原子力発電をメインに電力事業を行なっていますが、近年はエネルギー再生や、自然エネルギーを利用した発電の増加により、火力や原子力による発電は停滞しています。
特に、原子力発電事業は近年の脱原発の動きにより、完全に逆風状態です。
日本でも外国での原子力発電事業の中止が相次いでいるので、今後原子力発電はしばらく低迷するでしょう。
ゼネラル・エレクトリック(GE)は不採算の事業や金融資産の売却により、経営の立て直しを図ることで財務の改善を急いでいます。
GEは復活するのか?
ゼネラル・エレクトリック(GE)の事業は需要のあるものが多いので、企業自体のポテンシャルはあるはずです。
最近の経営悪化は、仕方ないことと言えるでしょう。
どんな企業もいつも順風満帆ということはあり得ません。
ゼネラル・エレクトリック(GE)の今後についてはしばらくはパッとしないでしょうが、数年後にはある程度の回復が見込めると思います。