【FX失敗】なぜ人々はFXで破産するのにハマってしまうのか?

誰もが経験するロスカット

 

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

FX(Foreign exchange)は日本語で外国為替証拠金取引とも呼ばれますが、FXはハッキリ言ってギャンブルの一種に該当します。

FXを資産運用とか投資と言ったりする人もいますが、「投資」という名前で言いように言っているだけで、売春を援助交際と言っているのと変わりません。

目次

FXはギャンブルという事実

FXっていうのは為替で為替がどちらになるのかをただ賭けている賭博と変わらないんですね。

上がるか下がるかを「ロング」「ショート」という感じで英語でかっこよく言っていますが、昔の日本なら「半」か「丁」さあどっち!?さあ賭けた、賭けた!!って感じで上がるか下がるかを予想しているにすぎないのがFXです。

それなのに、資産運用とか投資って言う言葉でFXを勧めたりしているのはさすがにヤバイと僕は思います。

FXなんて多くの人がなんでここで為替が上がったり下がったりしているのかわからないし、予想と違った動きをすることも普通にあるのでまず勝とうとすること自体が危険です。

FXで自分は勝てる!って思い込んでやり始めると結構痛い目に遭います。

 

誰もがそう思ってやっているでしょうが、みんながみんな勝てるモノではなく、0.1パーセントくらいの人しか勝てません。

なんでFXにハマるのかって言うと、「FXがギャンブル」だからです。

日本人の800万人くらいはギャンブルにハマる、「ギャンブル依存症予備軍」なのでそういった人がFXに入り込んでいるのです。

 

パチンコや競馬などの公営ギャンブルは目に見えてギャンブルってわかりますけど、FXは「投資」という皮をかぶっているでわかりづらいんですね。

FXやっている本人もギャンブルっていう本質を認めたくないのでFXを「投資」だの「資産運用」という言葉で塗り固めるのです。

1度負けて損をすると、その損を取り戻すためにさらにリスクを背負ってやるので泥沼にハマっていきます。

さらに追い詰められれば、追い詰められるほど冷静な判断ができなくなるのでヘマをします。

そうやって、FXではいつも多額の損失をかかえて人生を棒に振る人がいるのが現実です。

 

成功した人しか残らない

FXは良いっていうのを紹介している人はだいたい運良く成功した人であって、FXで失敗した例ってほとんど紹介しないので、FXの怖さって実際には経験しないとわからないモノです。

そもそも、ほとんどの人はFXで損をしても、損をしたことをおおっぴらにする人は少なく、普通であれば隠します。

 

成功した人はおおっぴらにする傾向があるし、多くの人は失敗した人の意見なんてどうでもいいし、成功した人の意見とかやり方しか興味ないんです。

なので、いくらFXで失敗して、多額の損害を受けても、そういった人に誰もなりたくないし、興味ないので、成功した人しか表に残りません。

そうやって、FXの成功例が強調されて、FXをやってみる人も多くいます。

実は、お金を持っている人よりもお金を持っていない人の方がFXに興味を持ち、ハマる人が多いのは知っていますか?

 

だいたいのFXの成功例に出てくる人は、「少ない手持ちでお金があまりなかった人がFXで大金を稼いだ」という紹介で出てくるんです。

 

また、FXの魅力として「少額でも始められる」という言葉が必ずと言ってもいいほどのよく出てきます。

「FXなら少額でもレバレッジを使うことによって最大25倍までお金を動かすことができます!」って言葉がよく出てきます。

こんな感じで、お金がそんなになくてもFXなら稼げるよということで人々がFXに参加していくんですね。

1万円しかなくてもレバレッジ25倍なら25万円分のお金を動かすことができるというファンタスティックな制度がFXは完備されています。

実は、お金のない人ほど高いレバレッジで取引することを知っていますか?

 

やっぱり、少ない資金で低いレバレッジを賭けてもたいして儲けられないじゃないですか?

高いレバレッジを賭けて取引すれば、もっと儲けが出るから高いレバレッジ(25倍とか)賭けたくなりますよね。

FXで失敗してる人の多くが高いレバレッジを賭けてロスカットされているんですよね。

高いレバレッジだと、証拠金っていうのが早く減るので一定の額まで減ると強制的に決済されちゃうんですね。

例えると、手持ち100万円でレバレッジ25倍で取引すると、2500万円分の取引ができますね。

すると、為替で4円の変動があるだけで25×4で100なので、すぐに100万円が吹っ飛んでしまう計算です。

2019年1月3日の大きな為替変動も4円くらいの変動が急にあったので、それでお金が吹っ飛んでしまった人がかなりいます。

FXって少ないお金で大きな取引ができる反面、少しの動きで大金が吹っ飛んでしまうリスクもあるのです。

 

やればやるほどハマるFXの罠

FXっていうのは、やればやるほどハマってしまう恐ろしい罠がたくさん仕掛けられています。

なので、FXを始めさせることが重要なポイントとなってきます。

よくFXの取引を運営している会社がサイトで「取引で〇〇万円キャッシュバック」とかいうFXを始めるとこんなにお得なことありますよキャンペーンをしているんですが、それはFXを始めさせる甘いワナです。

口座開設で数万円、取引で数十万円という破格のキャンペーンをする理由は簡単です。

1度やらせれば、キャンペーンで使うお金を上回る儲けができるからです。

1度FXをやらせればもう、勝ちです。

 

なかなか、FXを1度でやめる人はいません。

多くの人は試しに数回程度の取引をするはずです。

そうすると、結構運良く稼げたりするんですよ。

上がるか下がるかなので、2分の1の確立で自分の賭けた方に動くので、そこで稼げると結構頭がウハウハしてくるはずです笑。

 

もうね、1度FXで勝つとハマってしまう人が多いです。

なんか知らんけど、ロングに賭けたらそれが当たって数万円の利益が出るともっとやりたくなりませんか?

普通に働いていても、こんな簡単に数万円手に入れることってなかなかできないでしょう。

パソコン、スマホでポチってるだけで数万円、数十万円稼げたら、そりゃハマっちゃいますよ。

ここがFXの罠なんです。

 

1度の成功ならまだしも、数回FXの取引で稼げたら「自分にはFXで稼ぐ才能があるのではないか?」「自分にはFXで稼ぐ能力があるのではないか?」「もしかしたら働かなくてもFXで生活できるのではないか?」って考えが出てきちゃうんですよね。

 

もう、ここまで来るとヤバイよね。

FXに完全にどっぷり浸かってしまうので、なかなかスッパリ辞めるのは厳しいですよ。

FXで稼ぐ快感を知るとなかなか辞められません。

これが「FXがギャンブルである」という理由です。

 

パチンコやスロットと同じで、何回かうまくいくとハマってどんどんやってしまうのと同じです。

だけど、FXって「投資」っていう単語を使うことでいかにもちゃんとしたモノである的な印象があるからFXはギャンブルじゃないって言う人もいるし、そう思っている人もいます。

1度ハマってFXにのめり込むと客観的に判断できなくなって、FXを肯定するようになるのでなかなかFXを否定することって難しいんですよね。やってる人からしたら。

やっぱり、自分がやってるFXがギャンブルって認めたくない人だっているじゃないですか。

ギャンブルって認めたらなんか気持ち的にモヤモヤするから「投資」ってことでスッキリさせたいのが人間の心理ですよ。

 

僕だって株式投資していますが、世の中には「株式投資はギャンブル」っていう認識を持つ人だっていますよ。

そう言われると僕もなんか株式投資というギャンブルをしているのではないかという気持ちになってなんかモヤモヤするんですね。

ギャンブルって言われたら、「これは投資なんです~」って僕も言いたいですよw

ハッキリと人に堂々と言えるようなモノじゃないとなかなか肯定的になれないという人間心理からもギャンブルって認めることって難しいんですよね。

 

だから、「FXはギャンブルじゃない!投資なんだ!」と自分に言い聞かせてどんどんとのめり込んでしまう人もいるはずです。

FXを辞める一歩としてはまず、「FXはギャンブルであり、ほとんどの人は勝てない」という事実を認めることから始めると僕は考えています。

 

認めたくない事実を認めることって結構つらいんですが、キッパリと辞めるならきちんと事実を認めることが重要だと思います。

自分がやっていることはギャンブルなんだという認識によって、初めて客観的に自分を見ることができます。

FXから抜け出すためには、自分の状況を客観的に見ることから始めてみてはどうでしょうか?

 

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