
佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が、逮捕・起訴後も職にとどまる仏自動車大手ルノーの会長兼最高経営責任者(CEO)を解任される見通しとなりました。
ルノー筆頭株主のフランス政府はゴーン会長を引きずりおろすことにしたようです。
主な理由としては勾留されつづけるゴーンが使い物にならないため、早めに切って新しいトップを据える狙いがあると考えられます。
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勾留されつづけるカルロス・ゴーン
カルロス・ゴーンは去年の11月19日に金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されてからすでに2ヶ月近く勾留されつづけており、保釈請求を求めても裁判所から却下されている状況です。
海外の反応では、「日本の検察は不当に勾留しているのではないか」という疑問の声があがっていますが、このような手法は日本のお家芸として広く使われています。
日本の検察は、逮捕と拘留を使うことで異常な長い期間、容疑者を拘束することができるので、本人が自白するまでひたすら拘留する手法で、昔から使われています。
そもそも、この事件はカルロス・ゴーンに対して不満を持っている日産自動車と検察の意図が合致した事件なので、今回の事件ではゴーンが日本にいる限り延々と拘留されることが考えられます。
メディアでもゴーンはしょうもない奴だから仕方ないという情報を流しているので、日本人の多くがゴーンに対して悪い印象を持っています。
おもちゃにされたカルロス・ゴーン
この事件は、カルロス・ゴーンVS日本人という構図ができていて、公平な判決などそもそも想定していないし、検察も恣意的にゴーンを追い詰めています。
つまり、カルロス・ゴーンは日本のメディアと検察にオモチャにされており、日本人のうっぷんを晴らすための道具となっているのです。
パンとサーカス状態になってしまったゴーンはぎったんぎったんにされるまで遊ばれることになりそうです。
かわいそうなゴーン。
グッバイ、カルロス・ゴーン。