
佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
最近の米国株の状況は不安定であり、ダウ平均の暴落も度々起こっています。
なかでも悲惨なのはハイテク株であり、Amazon、アップル、Facebookなどの近年の米国株を牽引していた巨大IT企業の株価が暴落しています。
現在の株価でも本来の価値からすると割高であることからさらに株価が下がる可能性は十分にあります。
これからの株式相場ではハイテク株やグロース株において冬の時代となりそうです。
目次
ハイテク、グロース株の末路
ハイテク、グロース株を買う人の多くはその株がこれからも成長し、株価もどんどん上がるという期待から株を買います。
しかし、これまでのハイテク株の株価上昇は期待と人気が要因であり、これらに少し陰りが見えると簡単に10%、20%の株価下落を引き起こします。
投資に言えることは、「誰もがその企業がすごいと言い始める頃がピーク」だということです。
実際に、「FANG」や「GAFA」という四天王みたいな形でこれらの企業が今年の春頃からメディアや書籍でもてはやされるようになりました。
株式投資をしたことがない人にもこの企業はすごいから投資しようとか話の話題に出される頃になると大体その頃がピークです。
それらの株がピークでもう成長しないという訳ではありませんが、現に株価は悪い情報だけに反応して、良い情報にはあまり反応しなくなってきています。
多くの投資家のなかではAmazonやアップルに対しての期待感や楽観的な考えが消えてしまっているのが現状です。
ハイテク株が今下落しているのは、多くの人が熱狂から醒めて冷静になっているからです。
僕はAmazonの株は持っていないのですが、はたから見ればAmazonの株は高いというのが実直な意見です。
Amazonの株価は現在でも1500ドルくらいするので、普通の人であれば高すぎると感じます。
他の株よりもケタが1つ違いますし、冷静な頭を持っていれば高すぎて買う気になりません。
今までのハイテク株の株価は期待と勢いで上がっていたので普通の人が見れば上がり過ぎと思うのですが、中にいる人からすると普通に思えるので、なかなか客観的に見ることは難しいのです。
株式相場で生き残れ
僕はハイテク株やグロース株に投資するなとは思いません。
しかし、ハイテク株やグロース株に投資して大損して退場するな!と言いたいです。
株式投資をするからには利益を出して欲しいし、プラスになってもらいたいです。
大損して退場したら元も子もないです。
これからの株式相場ではディフェンシブ、配当株が主軸となっていくと予想しているので、ハイテク、グロース株は冬の時代に突入する可能性が高いです。
なので、できるだけ損を少なくして生き残ることを最優先にしたほうが賢明です。
これからの株式相場は儲けるよりも生き残ることが重要になります。
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