
佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
ソフトバンクは今日、12月19日に上場し、初値1463円、終値1282という歴史に残る大失敗のIPOとなってしまいました。
ツイッターでは、IPO辞退者と不参加者の勝利宣言で埋め尽くされて、IPO参加者は無能扱いされています。
IPO参加者には、すでにソフトバンクの株を売り飛ばした人もいるでしょう。
また、売る機会を逃してしまって置いてけぼりにされてしまったひとも多いはずです。
なんといっても公募価格を上回ることなく、右肩下がりをしてしまった株価に呆然としてしまった人もいるでしょう。
なぜ彼らはIPOに参加したのかを私がIPO参加者を代表して綴りたいと思います。
目次
ソフトバンクIPOに参加した理由
一言でいえば、盛り上がっているし大丈夫だろうとたかをくくっていたので楽観的な考えで参加しました。
過去最大のIPOであり、多くの人が注目していました。
たぶん、今日ではなく、もう少し早く上場していればだいぶ違った結果になっていたでしょう。
IPOのブックビル期間の通信障害問題からソフトバンクの雰囲気は悪くなる一方でしたが、やはりこの空気に耐えられずに、今回の結果となってしまいました。
終値は公募価格を割る可能性はあっても、一瞬でも公募価格を上回るのではないかと予想していましたが、見事に上場直後から右肩下がりでした。
たぶん、今日の下がりで初値に期待していた人はさっさと売り飛ばしたはずです。
IPOに参加した人の多くは今日の結果ほど深刻な状態になるとは思っていなかったはずです。
今日の下がりでソフトバンクに嫌気が差した人も大勢いそうですね。
長期保有という選択
ソフトバンクの初値は残念でしたが、「ソフトバンクは終わった」「クソ株」と決めつけるのはまだ早いのではないかと思います。
誰しもが、自分が買った株の株価が下がってしまったら、クソ株と思うものですw
逆に上がれば自画自賛するので、人間そんなものだと思います。
ソフトバンクIPOに参加して、売るに売れない人は今後の方針として「長期保有」という選択肢が出てくるはずです。
幸い、ソフトバンクは配当があるので首の皮一枚はつながっている状態は保てます。
配当が命綱と言っても過言ではありません。
株価が上がらなくても、配当があれば何とかやり過ごすことができるものなので、配当に目を向けてホールドするという選択もあります。
配当なんてどうでもいい人は、さっさと売り飛ばすのが選択となります。
ソフトバンクの初日の結果でソフトバンクのすべてが決まるわけではありません。
ソフトバンクの悪口を言っている人は、日頃のストレスをソフトバンクにぶち当てているのです。
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