佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
ニューヨークダウ平均株価の暴落が止まりません。
10月に最高値をつけてから、株価は下り最速で落ち続けています。
通信速度でも同じことが言えますが、上り最速よりも下り最速のほうが数倍早いので株価暴落も株価高騰よりも数倍早いです。

連日のように落ちまくる株価に投資家は興奮して騒いでいるという半狂乱状態になっていますが、これまで約10年近く続いた上昇相場を考えれば、2,3年分の反動があってもおかしくはありません。
しかし、2017年の株価無敵相場を見た投資家からしたらこんなはずではなかったのにという気持ちでいっぱいのはずです。
この間までの株価上昇で多くの人が株式投資に参戦してきましたが、参戦してすぐに株価暴落に遭遇してしまったことから狼狽し、凍死状態になっているのです。
目次
暴落はチャンスにもなる

最近になって株式投資を始めたひよっこ投資家にしてみれば、今の株価暴落はとても耐えられないような状況かもしれません。
今年の初めから株式投資を始めたにしてもすでに年初よりも下に下がっているので、ほとんどの人が含み損状態にあります。
空売りをしている人は例外ですが、このような暴落状態では多くの人が狼狽し、お通夜状態になってしまいます。
しかし、株式投資を最近始めた人にとっては今回の暴落はチャンスでもあり、良い経験になります。
今までの上昇相場で株価は高めになっており、最近の暴落で適正価格に戻ろうと
しているので、高値で買うことがなくなります。
また、株式市場は必ず暴落するので、早い段階から暴落を経験することで今後の投資に役立てることもできます。
株式投資は自分のお金がかかっているので、多くの人が暴落すると狼狽して安くなった株を安く売りたたきます。
本来であれば安く買うはずであるところで多くの人は売りを選択するので、株式投資は他の常識が通用するものではありません。
株式投資は慣れが必要なので、さっさといろいろ経験して慣れる必要があります。
でなければ、株式投資で成功することはできません。
暴落はメンタルを鍛える
株価暴落で冷静でいることは普通であれば、困難です。
自分がぶっ込んでいるお金がどんどん溶けていく状況に多くの人は耐えられません。
普段、普通の人が生活していれば「お金が溶けていく」という状況にはならないので、ほとんどの人はお金が溶けることに大きな負荷を感じます。
働いて稼いだお金がどんどん溶けていくのは普通に考えれば、ヤバイ状況なのでメンタルがヘラってしまうのも無理ありません。
今の相場で、お金が溶けまくって仕事に頭が回らない人もいるでしょう。
ここはポジティブに考えれば、自分自身を鍛える試練と思いましょう。
つらい状況でも、それをどう自分が感じるのかで世界の見え方は180度変わります。
この世界の状況は自分自身の心が映し出していると言っても過言ではありません。
あなたが大丈夫だと思えば大丈夫だし、大丈夫でないと思えば、そうなるのです。
暴落はどう頑張っても回避することはできないので、ただただ慣れていくしかありません。
もうすでに、狼狽、発狂、半狂乱状態に陥っている投資家もいるので、暴落に耐えられずにどうにかなってしまいそうな人はひとまず退避することをおすすめします。
無理に暴落に立ち向かうと、普段の生活に支障をきたす可能性もあるので十分に気をつけてください。