佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
日本マイクロソフト社が8月に金曜日を休日とする週休3日制を導入すると発表しました。
これは、2019年8月だけ金曜日を休みにして週休3日制にするということで、実験的なものであると考えられます。
また、有給休暇とは別で特別に儲けられた休日なので、有給休暇の枠が減ることはないです。
目次
日本で週休3日制は増えるのか?

結論から言うと、ほぼ増えないです。
日本企業であれば、超絶ホワイト企業でなければ、週休3日制はできません。
週休3日制を導入するとすれば、外資系企業がやるかもしれませんが、それでも日本において週休3日制はとても難しいと考えられます。
日本の労働環境を見れば分かる通り、日本では長時間労働が根付いているので、とても週休3日制をやることはできません。
導入できる産業も限られており、場所や時間を選ばない仕事や、融通の利く企業であれば、可能性はありますが、かなり効率的に稼いでいる企業でなければ難しいはずです。
特にサービス業、飲食業では休日が少ない傾向があるため、休みを増やすことは絶望的に厳しいので、業界によって休みを取れる業界と取れない業界があります。
休みを増やすには効率化が必要不可欠

休日を増やしたり、労働時間を短くするには効率化が必要不可欠です。
効率化には最新技術を導入したり、あまり効果のない作業をなくしていくという工夫が必要になります。
しかし、日本の場合よくわからない非効率な作業や慣習があることが多々あるので、なかなか効率化といってもすぐにやるのは難しいのではないでしょうか?
一般的な考えを持っていれば、「これやる必要あるの?」「これ意味あるの?」という作業があったり、意味のないようなルールがたくさん存在している日本ではとても難しい問題であると考えています。
また、「効率化」をあまり良く思わない人が一定数いるのも日本の特徴ではないでしょうか?
少子高齢化社会の日本では、人口構成が高齢化しているので社会の動きが遅くなりつつあります。
高齢化すればするほどスピードが遅くなるのは当たり前なので、何をするにも時間がかかるのが今の日本の現状ではないでしょうか?
本当にダメにならないと変わらない

日本の特徴としては、本当にダメになった時やマジでヤバイ状態にならないと変わらないという傾向があると感じています。
まだ余裕があるとなれば、変えるよりも変えないほうがラクなので、そのままでいることがほとんどではないでしょうか?
最近のトレンドで「働き方改革」というものがありますが、今の段階では中途半端に終わるのではないかと僕は思っています。
働き方改革といっても、そこまで大きく変えることはないし、特に良くなることもなさそうな感じなので、本当の意味で働き方改革をするのはこの後で本当に変えないと国が潰れるくらいの危機が迫らないと変わらないのではないでしょうか?
先延ばし、後回し、なあなあでとりあえず、といったような慣習がある限り、すべてが手遅れになるのではないかと思うんですよね。
まずは、労働基準法をきちんと守ることが最優先ですね。