佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
喫茶店の銀座ルノアールで2020年4月から紙巻きタバコが禁止されることが発表されました。
銀座ルノアールは5月30日、2020年4月から「喫茶室ルノアール」などグループ全店舗で店内での「紙巻たばこ」を禁止すると発表した。
2020年4月に全面施行される受動喫煙を防止する改正健康増進法に基づいたもの。「従業員の健康に配慮するため」としており、今後は「加熱式たばこ」のみを喫煙席で吸うことができるという。出典:https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/renoir バズフィード
ルノアールでは禁煙席と喫煙席に分かれていますが、2020年4月からは喫煙席では過熱式たばこのみが吸えるようになります。
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タバコ銘柄に逆風?
日本では徐々に喫煙できる場所が減っており、最近の調査では若年層の喫煙率が下がっているという結果もでており、たばこ産業にとっては逆風が吹き続けています。
また、たばこの値上げがたびたび起きており、そのたびにタバコ離れの問題も起こっているため、タバコ産業の未来は暗いように見えます。
たばこの一番の問題となる点は「健康」であり、健康という観点から見れば、タバコは害でしかありません。
最近のトレンドでは健康志向が増えており、ヘルシーな食事を意識する人も増えています。
そんな時代にタバコを吸う人なんてめずらしいと言っても過言ではなく、喫煙者に対する圧力は少しずつ強くなっています。
たばこ株を持つのはつらいかも
タバコ株、特にフィリップモリス、アルトリア、ブリティッシュアメリカンタバコといったタバコ企業は、過去のリターンに注目されていますが、最近の動きを見ていると、保有しているのがつらいと感じるものがあります。
健康に対する警告や問題があるたびに株価は下落し、喫煙者の割合や喫煙場所の減少などの逆風を考えると、タバコ銘柄の未来は明るくなさそうに思えてしまいます。
今後、たばこ株がどうなるのかはわかりませんが、配当利回りしか良い情報が流れてこないのを見ると、なんだか怖いですね。
そんじゃ、また明日。