
佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
株主重視の企業といえば、アメリカのグローバル企業であり、莫大な利益を稼いで利益を株主に還元します。
日本企業もこれからの時代の経営は株主重視で株主のために利益を上げることを目指すようになります。
つまり、働く人にとっては労働環境は良くならないし、給料も上がらない時代が来るということです。
目次
上がらない給料
最近発表された、労働分配率は66.3%で43年ぶりの低さであるという記事を見ましたが、これは企業が利益を従業員に給料として反映しているかどうかを表しています。
実際に、リーマンショック以後の日本経済は順調に上がっていると日経平均株価を見れば思いますが、一般の人々にとっては、現在の景気がバブル期を越えるなどと言われてもピンと来ないのが現状です。
そもそも、バブル経済でウハウハだった人は、多くの人が考えるほど多くなく、普通の時よりは良い思いをした人が多い程度であり、国民の多くが好景気を実感できるわけではありません。
メディアでは好景気で良い思いをした人だけを取り上げているだけです。
近年の労働環境を見ても、有効求人倍率は1倍を超えていて、人手不足と言われていますが、そこまで労働者に有利な状況になっても働いている人にとっては特に何も感じないという人のほうが多いです。
なぜなのか?
それは、どれだけ景気が良くても会社は従業員の給料を上げるよりも、株主に還元することを選ぶし、これからに備えてお金を使わず貯め込んでいるからです。
また、有効求人倍率が改善しても多くの企業は正社員として雇うことをためらい、労働者を外国人労働者や非正規雇用に置き換えようとしています。
労働環境の改善よりも利益、株主への利益を重視しているのです。
実際に大企業と言われる、富士通や東芝でも数千人単位の人事異動やリストラで経営改善を行なうことになっています。
いくら好景気になっても喜ぶのは大企業や経団連、株式を持っている人であり、多くの人にとってはたいしたことがないのが現状です。
生き方を変える必要がある
ほとんどの人は企業が給料を上げることをためらい、株主重視の経営に転換していることを知りません。
この事実を知る頃には手遅れになっているというのが現実です。
将来を考えて自分の生活を守るためには生き方を変える必要があります。
今の生活のままで大丈夫なのか考えることが最初の一歩になります。
例えば、お金の教養講座などでお金について知ることも重要だと思います。
世の中には自分で知ろうとしないと知らないままであることがたくさんあるので自分から情報を掴みに行く、知ろうとすることはこれからますます重要になっていきます。
給料が上がらないのなら他の手段で収入を上げたり、確保したりする必要があります。
現在は、インターネット、ITの発達によってお金を得る手段は格段に増えており、以前まで難しいと思われていたことでも簡単にできるようになっている便利な時代でもあります。
逆に、できないという言い訳をするのが難しいことも普通にあります。
人生を変えるのは特別な能力や才能ではなく、「やるかやらないか」「継続できるかできないか」などの普通の人にも通用することです。
人生を変えるのは特別なことではなく、日々の選択やいつもしている行動です。
現在、僕はこのブログと株式投資をやっていますが、これが5年、10年と続けることができれば、今よりもかなり良いポジションにいけると思っています。
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