株式投資は株価暴落に耐えられるかどうかが一番の問題

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

株式投資は上昇相場であればほとんどの人が買えばプラスになります。

買えば上がる状況なので、シロウトが株式投資を始めても案外良い感じに利益が増えていくものです。

実際に、2017年の株式相場は上昇し続けており、誰が買っても勝手に上がる状況でした。

しかし、誰でも儲けられる状況というのは長く続くモノではありません。

多くの人が儲けられると気づけば、それに殺到します。

また、多くの人が知るようになった時がピークであることはどんなことにも言えることです。

 

仮想通貨では、2017年の11月頃から多くの人が仮想通貨の広告やCMを見て参戦しましたが、12月にビットコインが最高値を付けた後、1月26日に取引所のコインチェックが当時の価値で500億円以上もの仮想通貨を盗まれる事件が起きたことを発端に仮想通貨の価格はどんどん下落しています。

 

多くの人が殺到するようになる、多くの人が注目して知るようになると、そこがピークであるというのは多くのことに当てはまります。

株式投資を最近始めた人も、株式相場が好調であったから始めたのであり、不調であればほとんどの人はやろうとしません。



暴落が一番の問題

株価が上がっている時は簡単です。

どれを買ってもだいたい上がるので、どれを買えば一番早く資産を増やせるのかが焦点になるので、FANGやらGAFAと呼ばれるハイテク株をどんどん買って増やすことになるでしょう。

 

しかし、暴落の局面になるとお通夜状態になり、多くの人は暴落がいやになってさっさと株を売り飛ばします。

売り飛ばす根拠なんてものはなく、株価が下がってこれ以上含み損になるのが嫌だから売るのです。

株式投資をやっていれば暴落に遭遇することは避けられません。

しかし、多くの人は暴落に対して無防備なので、いきなり暴落が来ると狼狽、パニックになってしまい慌てふためくのです。

株式投資をやるのであれば、暴落した時にどうするのか事前に考えて、どうするのか事前に決めておく必要があります。

誰もが暴落することについて考えたくないと思いますが、備えていなければ想定外の事態に対応できず、苦しくなります。

 

株式相場が悪くなったら、ディフェンシブ株にする、現金にする、ひたすら待つ、などの方法があり、事前に想定していれば、淡々と切り替えることで済みます。

準備をしていなければ、暴落に面を食らってメンタルがヘラってしまうことでしょう。

株式投資は上昇している時はどうでもいいのです。

一番の問題は株価が暴落したとき、株価が上がらない時です。

 

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