佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
信用取引を使ってトレードしている日本人は結構います。
株式投資はお金があればあるほど有利なので、現物でそれほど資金がない場合に信用取引を使って使える資金を増やして取引することで、利益の増え幅を大きくすることができます。
しかし、信用取引と言っても元々50万円しか持ってなくて、信用取引で100万円の投資ができるようになったとしても、増えた分の50万円はいわば「借金」です。
実は、信用取引というのは自分の現金や現物株を担保にお金を借りているということなのです。
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信用取引が危険と言われる理由

信用取引が危険と言われるのはレバレッジをかけたトレードで自分の持っている資産よりも損が増えてしまう危険があるからです。
例えば、信用取引では最大3.3倍のレバレッジを賭けることができますが、そうなると自分が100万円を担保に3倍の取引をすると300万円を持っているということで取引できます。
300万円分の取引で150万円増えれば、そのまま150万のプラスになりますが、もし150万円のマイナスになれば、元々持っている100万円を超えるマイナスなので50万円の借金となります。
この50万円の借金は「追証」と言われるもので新しく追加でお金を入れて返済する必要が出てきます。
信用取引では、こういう形で自分が持っているお金以上に損を出した場合、非常に苦しい立場になります。
相場の予想外の動きで、大きな損をした場合、多くの金額を失うことになるのです。
信用取引で大きな損をして借金を抱える人は、高いレバレッジを賭けた取引をしています。
高いレバレッジを賭ければ賭けるほどリスクが増えます。
なので、レバレッジを賭けるとしても低い倍率で賭けることを心がけた方がいいです。
また、損切りするラインをあらかじめ設定する必要もあります。
逆指し値を使えば、どこまで下がったら自動的にここで損切りというように設定した値まで下がれば自動的に損切りできます。
損切りをきちんと考えないと、予想外の動きで損失が大きくなるので、損切りラインを決めることも必要です。
信用取引はやめなさい

信用取引では、大きく儲けられる可能性がある分、大きく損をする可能性もあります。
信用取引をすれば、自分が持っている分のお金以上にお金を動かすことができるので、早く儲けることができます。
しかし、信用取引で取引をすればするほどどんどんハマるので、抜け出せなくなります。
信用取引は、大損して再起不能になるくらいまで続ける人が多いので、最終的には負けて終了になることも普通にあります。
大儲けしてさっさと取引から手を引くことができず、もっと儲けようとするので辞められないのです。
ある程度のところで手を引くことができない人は、最終的には大きな損失を出して強制退場するまでやめることができません。
はIPOに力を入れています。IPOをするなら当選の可能性が広がるので開設しておいた方がお得です。