佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
投資家のなかには株価の値上がりを期待して投資する人が多くいますが、「配当金」を目的に投資している人も多くいます。
AT&Tは高配当株として、米国株に投資している人から人気が高い銘柄です。
僕もAT&Tの株を30株持っており、今月に配当をもらいました。
マネックス証券の配当利回りランキングでは、フォードに次ぐ2位を記録しており、驚異の6%後半というすごさです。
AT&Tの配当月は1年に4回の2、5、8、11月です。
日本株の場合、配当金が出るのは年2回が基本ですが、米国株の場合、年4回と配当金が4回も出るんですよね。
目次
AT&Tの魅力
AT&Tはアメリカの通信会社であり、「アメリカンテレグラフアンドテレフォン」の略で、かつてはアメリカの通信事業を独占したことから分割された経歴を持ちます。
電話を発明した有名なグラハム・ベルが創業した会社であり携帯電話だけでなく、固定電話やインターネット事業も手がけており、最近では大手のケーブルテレビ企業を買収してテレビ事業にも参入するなど、幅広くビジネスを展開しています。
携帯電話事業だけでなく、幅広い事業展開で売り上げを伸ばす試みをしており、積極的な経営をしているのが特徴です。
アメリカの通信事業
AT&Tのライバル企業としてはベライゾン・コミュニケーションズという通信会社があり、アメリカではAT&Tと2トップになっています。
ベライゾンはアメリカでシェアナンバーワンであり、日本でいうNTTドコモ的な存在です。
アメリカの3位、4位はソフトバンクが買収したSprintとT-Mobileがあり、2018年には両者が合併することが発表され、T-Mobileの下にSprintが入る形で合併することがわかっており、2019年中には完了することになっています。
これにより、ベライゾン、AT&T、T-Mobileという3トップが形成されることになります。
AT&Tに投資したほうがいいのか?
僕はAT&Tの株を保有していますが、ベライゾンもなかなか良いと思っているので、AT&Tよりもベライゾンのほうがいいかも知れません。
AT&Tは配当利回りがすごいですが、それ以外だとベライゾンの方が勝っている印象があります。
ベライゾンは配当利回りが4%台でAT&Tには及びませんが、AT&Tにない魅力があります。
配当を重視するのであれば、AT&Tがおすすめです。
株価の値上がりも狙いたいのであれば、ベライゾンがおすすめです。