イギリスはやっぱりEU離脱しないほうがいい理由

佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA

イギリスのメイ首相が6月7日に辞任することを表明しました。

これまで、EU離脱の問題に対処してきましたが、議会のめんどくさいいざこざにより、話が進まず、詰んだ形になりました。

メイ氏は今年に入り、EUとの離脱協定案を3度にわたって下院で否決され、保守党などから退陣を迫られていた。今月21日には、条件付きながら2度目の国民投票を容認する考えを示し、野党の取り込みを図ったが、メイ政権で議会運営を担うレッドソム下院院内総務が反発して辞任するなど、混乱が広がった。

引用:産経デジタルhttps://www.sankei.com/world/news/190524/wor1905240030-n1.html

個人的には、メイ首相は国民投票で決まったEU離脱に真摯に取り組んできたと評価しています。

しかし、EU離脱が思った以上にややこしく、後になって離脱したくないムードを漂わせるイギリス国内のめんどくさいことに巻き込まれてしまいました。

EU離脱はしばらくできそうにない

イギリスがEU離脱すると決めて、本来であれば今年の3月に離脱しているはずですが、EU離脱の協定案がまとまらないことから、離脱が延期されています。

こうした動きが長引くことはイギリスにとってはデメリットでしかなく、国を混乱させるだけです。

このまま世界経済が景気後退になれば、さらに経済状況が混乱し、国内の経済が悪化すると思われます。

 

すでに、EU離脱を宣言して実行しているため、いまさら白紙に戻すのはかなり厳しいですが、このまま離脱を続けるのであれば、かなりのダメージを覚悟する必要があると考えています。

これが、「合意なき離脱」と呼ばれるもので、きちんと協定が定まっていない状態でとりあえず離脱してしまうという状態になるとかなりヤバイです。

 

EU離脱の手続きが長引くことに嫌気が差している国民も増えているようなので、このままEU離脱できないと、離脱反対が増えそうですね。

 

そんじゃ、また明日。