佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
TQQQの2019年における上昇率は141.96%でした。
プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ Bloomberg
※2019年1月2日の終値37.66ドルと2019年12月31日の終値86.85ドルの上昇率で計算すると、約2.3倍の上昇率でした。
https://jp.advfn.com/exchanges/NASDAQ/TQQQ/chart/trading-view
▲こちらのデータを参考にさせていただきました。
目次
ハイテクETFの成績が良かった2019年
TQQQは、QQQ(ナスダック100指数)の3倍を目安にしたレバレッジETFであり、株価の動きはかなり激しくなります。
※きっかり3倍に動くわけではないので注意。
3倍のレバレッジをかけたETFなので、上昇気流に乗れば、かなりのリターンを狙えるETFとして一部の投資家に注目されていますが、株価の動きが激しく、リスクの許容範囲(どれだけ株価の動きに耐えられるか)を超えてしまう人が多いので、多くの人は手を出していないのが現状です。
バンガード 情報技術ETF(VGT)と呼ばれるハイテク銘柄を中心としたETF2019年トータルリターンが51.25%ということで、こちらはレバレッジをかけていないETFであり、ETF投資家に人気があるETFとなっています。
Vanguard Information Technology ETF Bloomberg
ハイテク銘柄メインのETFに投資するならバンガード 情報技術ETF(VGT)が現実的ですね。
TQQQに投資するタイミングとは?
TQQQに投資するのであれば、投資するタイミングが重要となってきます。
1つ目は、上昇する可能性が高い時です。
上昇するとおおむねわかっている時に投資できれば、それはそれで結構なのですが、現状では上がるか下がるかなんてよくわからないので、タイミングを計るのはかなり難しいです。
2つ目は、株価が底付近のところです。
株価がこれ以上下がりようがない時に投資すれば、上がるしかないので、そこが絶好のタイミングですね。
しかし、どこが底かなんて分からないし、さらに下がる可能もあるので、なかなか底で投資するのは難しいですね。
TQQQの株価がどん底の時は、世界経済もどん底である可能性が高いので、その時には投資どころではないかもしれません。
TQQQに良いタイミングで投資するというのが現実的には、難しく、実際に投資している方は右肩上がりであることを信じて投資している場合がほとんどです。
大きく下がるリスクを承知で投資するのは覚悟が必要なので、安易に全力投資するのは危険であることは十分にご理解ください。
▲こちらは、TQQQを超えるレバレッジETFとしてひそかに注目を集めているETFについて書いています。
そんじゃ、また明日。