佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
AT&Tが発表した2018年10〜12月(第4四半期)の決算は、売上高が479億ドルとアナリスト予想の485億ドルを下回ったため、株価が下落してしまいました。
前回の決算もヘマをして株価が8%ほど下がった記憶がありますが、今後もしばらくは低調な状態が続くと予想されます。
今回は4%ほど株価が下がりました。
AT&Tは去年の買収で多額のお金を使い、テレビ事業を買収しています。
個人的には、テレビ事業なんて買収せずにインターネット関連の事業を買収したほうが良いと思いますが、AT&Tの好きにさせておきます。
AT&Tのライバルで2トップとされているベライゾン・コミュニケーションズも今回の第4四半期の決算が思わしくなく、株価が下がっているのですが、ベライゾンの場合はそこまで心配する必要はないと思います。
ベライゾンも去年にインターネット関連の事業を買収していますが、AT&Tの買収に比べて、買収金額が少なく、インターネット事業を買収したことから今後も安定した事業展開が見込めるでしょう。
AT&Tはベライゾンと比べるとイマイチパッとしない印象ですが、米国株屈指の高配当株として買われています。
AT&Tの場合、株価が下がると平気で配当利回り7%近くになるので、配当目当ての人にとってはおいしい銘柄です。
AT&Tの通信事業ビジネスは安定した収益を見込めるので急激に業績が悪化する可能性も低いので、そこまで深刻になる必要はないと思います。
しかし、やはりベライゾンと比べるとAT&Tよりもベライゾンの方が一歩、半歩上であるという印象はあります。
AT&Tの将来性は?

AT&Tの通信事業はこれからの時代、より需要が生まれると予想されるので、ビジネス自体は大丈夫でしょう。
今後のインターネットの更なる発展によって、5GやIOTの恩恵を受けることができるはずです。
余程のヘマをしない限りは、AT&Tに投資することで損をすることはないと思われます。
僕もAT&Tを30株持っていますが、AT&Tだけでなくベライゾンの株もお金の余裕があれば買いたいと思います。
AT&Tもベライゾンもどちらもアメリカの2大通信会社であり、今後も安定したビジネスを期待できると思いますが、気持ちとしてはどちらも持っていた方が安心です。
米国株で通信事業に投資するのであれば、この2つが入ってくるはずです。
どちらでも好きな方に投資してもたぶん、大丈夫です。