奨学金で苦労する学生が増加しているという事実、資本主義では何でもお金がかかる

どうも、つみたて投資のゆうです。(@TSUMITATE_NISA

資本主義の世界では何でもすべてお金が必要ですし、お金が物事のモノサシになります。

事実、教育ですらお金によって差があります。

目次

教育にはお金がかかる

高学歴の子供の親が高学歴・高収入である確率が高いことはすでに統計でもわかっていて、教育にお金をかけられる家庭ほど教育環境が良くなります。

お金をかけなくても高学歴になれることもないとは言いませんが、その割合は少ないと言えます。

すでに、良い大学に行くために有名な幼稚園や私立小学校に入学させるという教育熱心な層もいるので、教育のためにお金を使うという重要性は今後さらに大きくなると予想されます。

他人よりも一歩先に出るには、お金を使うことは有効なのです。

普通の学歴でもお金がかかる

高学歴になるにはお金をかければなりやすいですが、普通の学歴でもお金がかかります。

すべての学校を公立で過ごせばそこまでかからないにしても、大学は私立という場合は多いです。

私立大学の場合、文系で年間にもろもろかかるお金は約100万円です。

理系であれば、さらにプラスでかかる場合が多いです。

国立大学が58万円程度なのでほぼ倍となります。

大学全入時代と言われる現代ですが、実質的には大学進学率は50%程度で、東京では70%までいっています。

 

しかし、みんながみんな大学にいけるほどお金があるのかといったら違います。

大学生のうち、奨学金を借りている人は約半分程度います。

また、奨学金といっても利息がかからない、低い借金がほとんどなので実質的にはお金を借りて大学にいくことになります。

お金を借りなくても大学にいける学生はだいたい25%ほどにしかなりません。

奨学金といえども、お金を借りているので返さねばならず、大学を卒業したら数百万の借金を返すために働く必要があります。

奨学金を借りても、返せずに自己破産する人が年間5000人いることもわかっています。

 

大学進学に必要なお金が原因で自己破産では本末転倒だと思いますが、何かしらの理由から返せなくなることはあります。

このようなことにならないためにも教育に必要なお金を国が出してくれるようにしたり、授業料を下げるなどの政策をやって欲しいですが、逆に大学にかかるお金はどんどん増えています。

国立大学でも東京工業大学が授業料を上げることを決定しています。

日本では、バブル期をピークに収入が微減しているにもかかわらず、必要になるお金が増えるという状況なのです。

 

資本主義というのはすべてがお金次第という世界なので、お金を持っている人には良い世界ですがお金を持っていない人にとってはつらい世界です。


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