佐藤 祐(さとう ゆう)です。(@TSUMITATE_NISA)
SBIアセットマネジメントが信託報酬率を年率0.1%切る「SBI・バンガード・S&P500」を出したことでつみたてNISAにおけるS&P500のコストは大幅に下がりました。
それまではeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が最安だったのですが、「0.165%以内(税込)」を大幅に下げた商品としてSBIが抜いた形となりました。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)もSBI・バンガード・S&P500に遅れて信託報酬率を同程度まで下げております。
業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施
てっきり、「業界最低水準の運用コストをめざす」ファンドなので、最安かと思ったら、税込だと「SBI・バンガード・S&P500」の方が安いことがわかりました。
上記の記事で最安と書きましたが、税込だとSBIの方が若干安いです。
訂正しておきました。
eMAXIS Slimシリーズでも厳しいということ?
「SBI・バンガード・S&P500」が発表されてから、遅れて信託報酬率の引き下げを実施することを発表したeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が最安ではないとなると、eMAXIS SlimシリーズでもSBIの信託報酬率はかなり手強いのではないかと思われます。
「SBI・バンガード・S&P500」は、インデックスファンドを運用するバンガード社とコラボした商品であり、バンガードはS&P500に連動するETFを破格の信託報酬率で運用しております。
そういうこともあり、SBI・バンガード・S&P500が誕生したのですが、今後はさらに信託報酬率を下げてくることもあるのではないかと期待しています。
すぐにとはなりませんが、新たに信託報酬率を下げて最安に挑戦するモノが登場すれば、それが刺激となって下げるプレッシャーになるはずです。
予想では「SBI・バンガード・S&P500」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」で信託報酬率の最安を競うことになると考えています。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は「業界最低水準の運用コストをめざす」ファンドであるため、ちょこっと下げて税込みでの信託報酬率の最安を狙ってくると思います。
今後もさらに安くなることに期待しています。
そんじゃ、また明日。